クズ男に恋した私

ママ広場オリジナルストーリーです。

引っ込み思案でなかなか自分からは声をかけられないタイプの大学１年生、ミカ。インカレサークルで声をかけてきた、ひときわ目を引くイケメンのレンと連絡先を交換しました。それ以来、優しくてまめに連絡をくれて、時々映画や食事に誘ってくれるレンに、ミカはどんどん惹かれていきました。ある日思い切ってレンに告白すると、レンの答えは「好きだけど付き合えない」。その後も「１番好き」と言われながら彼女にはなれないミカは「いつか」を信じてレンに振り回されていくのでした。

［１］クズ男に恋した私｜彼は地味な私に手を差し伸べてくれた王子様。どんどん彼に惹かれていく。

地味な私にも優しく声をかけてくれる王子様 インカレサークルで知り合った彼は、コミュ力が高くていつもたくさんの友達に囲まれていました。初めて会ったときも、「今度の幹事？俺やるやる！いいよ、任せてって！」と率先して飲み会の幹 […]

［２］クズ男に恋した私｜「好きだけど付き合えない」お互い両想いなのに恋人になれない理由

過去の恋愛のトラウマが、２人の恋の邪魔をする。 インカレサークルで、コミュ力が高く、周りへの気遣いもできるレン君と出会った私。はじめは頻繁にくる連絡に戸惑っていましたが、彼の優しい言葉と気遣いに徐々に惹かれていきました。 […]

［３］クズ男に恋した私｜友達以上恋人未満な関係にモヤモヤ。誰がどう見ても彼女のような存在なのに。

「付き合えない」と言ってからの方が優しくなった お互い好き同士だったものの、レンの過去の恋愛のトラウマが障害となり、恋人になれなかった私たち。その後は友人として関係を深めていき、気付けばお互いを呼び捨てで呼ぶほどの仲にな […]

［４］クズ男に恋した私｜彼の予定に振り回されてゆっくり眠れない。クズ男に沼り始める私。

「飲み会の後に家にいくね」いくら待っても来ない返信。 今日は休日。家でゆっくりと過ごしていた私は、レンに「明日会える？」とメッセージを送ります。引っ込み思案で人見知りな性格の私は、友達と呼べる人は多くありません。そのこと […]

［５］クズ男に恋した私｜「今までの彼女よりも好き」付き合えないのに甘い言葉をささやかれ期待してしまう

今までの誰よりも好きと言ってくれたのに、彼女になれない私。 友達としての関係を続けるものの、レンの彼女になりたいという気持ちを捨てきれない私。ある日、レンとの相性が知りたいと思った私は、よく当たると話題の相性占いをしてみ […]

［６］クズ男に恋した私｜女友達と距離が近すぎる彼にモヤモヤ。でも彼女じゃない私は何も言えない。

彼の友達に紹介されたけど、やっぱり彼女とは言ってくれない。 バスケの助っ人として呼ばれたレンに連れられ、体育館に来た私。すでにたくさんの人が集まっていて、にぎやかな様子。私ははじめての場所に緊張しながらも、レンの後ろに隠 […]

［７］クズ男に恋した私｜「私が一番って言ってくれたよね？」自分よりも女友達を優先する彼に不満が募る

相変わらず彼の周りにはいつも女の子がいる。 レンと一緒にいる時間を少しでも増やしたくて、バスケについて行くようになった私。体育館の観覧席から、レンがバスケをする様子を眺めるのが日課になっていました。はじめてここへ来た時と […]

［８］クズ男に恋した私｜「アイツと付き合えそう？」「悲しくならない？」彼の友達に図星をつかれて取り乱す

「あいつはみんなに優しいから」男友達の言葉にムッとする私。 女友達の相談に乗るからと、レンに置いて行かれた私。１人で立ち尽くしていると「あれミカちゃん、今日はひとり？」とレンの友達のアツシさんに声をかけられました。「レン […]

［９］クズ男に恋した私｜いつまでも本命になれない私。曖昧な関係のまま時間だけが過ぎていく。

彼女になれることはなく、のらりくらりかわされる毎日。 月日が経っても、私とレンの関係は「友達以上恋人未満」から変わらないまま。外に出かけることも減り、最近はお家デートばかりです。唯一変わったことと言えば、私と一緒にいるあ […]

［１０］クズ男に恋した私｜「オレってやっぱりダメだよな」同情を買って曖昧な関係を続けようとする彼

「ちゃんとしてから付き合いたい」言葉の裏に隠された彼の本音。 就職活動が落ち着いた頃、レンから呼び出された私は、単位が足りず大学を卒業できないことを知らされました。「やっぱりダメだよなオレって、ミカに嫌われるな、年上なの […]

［１１］クズ男に恋した私｜「ちゃんとしてから付き合いたい」言葉とは裏腹に飲み会やサークルに明け暮れる彼

大学生と社会人。生活リズムの違いからすれ違いが増えるように。 無事、就職活動を終えた私は、レンから単位が足りず大学を卒業できないことを知らされます。「就職もできてないし、お金も稼げないからミカを幸せにする自信がない」と落 […]

［１２］クズ男に恋した私｜泊まると聞いて心躍る「スーツ選んで？」ねだられてキュン。明日も一緒にいられる

「この服で先輩に会いに行っていいかな？」能天気カジュアルルック 社会人になり、大学生のレンとはすれ違いばかり。そんなある日、バスケサークルで知り合ったアツシくんから、「久しぶり、レン大学やめたよ」と連絡が。さらに数週間後 […]

［１３］クズ男に恋した私｜貢ぐ魂発動！「私が買ってあげる！」彼が躊躇するも大好きが全身からあふれ出す

「堂々と付き合ってくださいって言えるようにするね」スーツを貰って大満足 社会人になった私と大学生のレンは日に日にすれ違いが多くなり連絡も取れない状況に。ある日、バスケサークルのアツシくんからレンが大学を辞めたと聞き驚いて […]

［１４］クズ男に恋した私｜これからデートのはずが「先輩に今から会えるって」スーツを買ってあげただけ

「私の為に頑張ってくれてるんだし」自分に言い聞かせながら一人で歩く 次の日。約束通りレンのスーツを探しに行った２人。いろいろ見て回り、私がおすすめするスーツが気に入ったようでしたが、予算オーバーで諦めるというレンに、思わ […]

［１５］クズ男に恋した私｜既読にならない「ヤバ寝てたっっ」慌てて起きるも彼からのメッセージは何もない

「会社に行かなきゃ」心と体を奮い立たせて起き上がる レンは予算オーバーだから諦めると言ったスーツを「私が買ってあげる！」とプレゼントすると申し出た私。レンに手渡した後、「これからカフェかな？買い物かな？」と思いながら話し […]

［１６］クズ男に恋した私｜待ち合わせ場所で見つけた彼は女の子を遊びに誘っていた。

私との待ち合わせ中に他の女の子に声をかけていた彼 数週間ぶりに会えたレンは、一緒に買い物に行ってスーツをプレゼントすると、先輩に会うと言ってすぐに帰ってしまいました。一人で家に帰った私は、「また連絡する」と言っていたレン […]

［１７］クズ男に恋した私｜「友達から連絡きた」久しぶりに会えても食事だけ。彼は私より友達優先

久々に会えたと思ったらご飯を食べてバイバイ ２週間ぶりに連絡をしてきて突然「会いたい」と言ってきたレンと仕事帰りにご飯に行く約束をした私。待ち合わせ場所の駅に行くと、レンが知らない女の子たちに「今度遊ぼう」と言っていると […]

［１８］クズ男に恋した私｜どういうこと？私が一番と言っていた彼が他の女の子と付き合いそう

私からの連絡を無視していた彼は別の女の子といい感じ 「また連絡する」と言っていたレンから何も連絡がないまま１ヶ月が過ぎました。 私は部屋で一人スマホを見つめながら大きな溜息。「連絡しても全然既読にならない・・」私から何度 […]

［１９］クズ男に恋した私｜「付き合えないって言われてるでしょ？」曖昧な関係をズバリ指摘されて動揺

彼の友達に曖昧な関係を言い当てられて動揺 連絡すると言っておきながら連絡をくれず、私からの連絡もこの１ヶ月未読のままだったレン。アツシくんからレンにいい感じの女の子がいると聞いた私は大きなショックを受けました。 「・・帰 […]

［２０］クズ男に恋した私｜彼にとって私は都合のいい女？友達の指摘に何も言い返せない

私は都合のいい女？彼の友達の言葉に自信が揺らぐ レンとは付き合えないとアツシくんから断言された私はついカッとなって「どうしてですか！」と突っかかると、「好きだとか一番だとか言われてるけど、付き合えないって言われてるでしょ […]

［２１］クズ男に恋した私｜既読にすらならないメール。安心したくて送ったメールで逆に不安になる。

彼からの「好きだよ」「一番だよ」の言葉が欲しい レンにとって私は都合のいい女で、レンには私のような女の子はたくさんいるとアツシくんに言われました。 帰り道、アツシくんに言われたことが頭から離れず呆然としたまま家に帰った私 […]

［２２］クズ男に恋した私｜どうして連絡をくれないの？涙が枯れるまで泣いても連絡はこない

どうして連絡をくれないの？彼の気持ちがわからない アツシくんに言われたことを信じたくない私は、何度もレンにメッセージを送りました。でも、レンからの返信はなく、既読にもなりません。私はレンからの返信を一晩中待ち続けました。 […]

［２３］クズ男に恋した私｜やっと会えると駆け付けるも「誰っ！？」隣にいる知らない女性に微笑んでいる彼

「今日レンがバスケに来るって」彼の友人の言葉に浮足立つ心 一晩中レンからの連絡を待っていましたが、朝になっても返信どころか既読にもならず、たまらず大きな声をあげて泣き続け、気づけばもう出社時間に。泣き腫らした目で気分も重 […]

［２４］クズ男に恋した私｜言葉を失う「初めまして」彼女だとハッキリ公言する女性に感じた敗北感

「連絡できなくてごめん。最近忙しくて」音信不通をカジュアルに謝る彼 レンから連絡が来なくなって２週間が経った頃、アツシくんから「今日レンがバスケに来るって」とメッセージがありドキドキ！仕事が終わって駆けつけてレンを探し、 […]

［２５］クズ男に恋した私｜笑顔で簡単に裏切られ「私のこと好きだってウソ！？」彼の気持ちが理解できず溢れる涙

「女の子は俺にとってみ～んな一番だよ～」笑顔で女心を弄ぶクズ 私に気づいたレンは、悪びれるでもなく「ミカひさしぶり～。連絡できなくてごめん」とシレっと言い、それを聞いて思わず「・・うん」と頷いてしまいました。するとレンの […]

［２６］クズ男に恋した私｜彼女の座を奪われたショックから立ち直れない。彼の取り巻き女子たちを前に涙

「今日は無理」絶望的な気分で目覚めた朝 レンに「私のこと好きだって・・あれはウソ！？」と詰め寄るも、「女の子はみんな一番だよ～。俺の彼女はアンナだけだよ？？」とイチャイチャする姿を見せつけられ、その場から逃げるように帰っ […]

［２７］クズ男に恋した私｜優しかったのは私からお金をたかるため！？明らかになる彼の裏の顔

ほぼ初対面なのに、私を気にかけてなぐさめてくれる女の子たち ずっと支えてきたのに、違う女の子を彼女にしたレン。大失恋した私は、目がパンパンに腫れるまで泣きはらしました。翌朝、心身ともに疲労してとても会社に行ける状態ではな […]

［２８］クズ男に恋した私｜「あんな男もう忘れよう！」傷心した私を励ましたのはライバルだと思っていた２人

私は彼の「たかり要員」として利用されていただけだった・・・ 失恋で傷心した私をなぐさめてくれたのは、バスケサークルにいた２人の女の子でした。「レンはずっと優しくしてくれた、私を一番だと言ってくれたのに」と打ち明けると、彼 […]

［２９］クズ男に恋した私｜失恋が生んだ新たな出会い！恋は実らなかったけど最高の友達ができた

夜通し飲んで歌って喋って・・・沈んだ心はすっかり晴れやかに 失恋で傷心した私をなぐさめてくれたのは、バスケサークルにいた２人の女の子でした。道端で急に泣き出した私をカラオケに連れて行くと、ほぼ初対面にもかかわらず、失恋話 […]

［３０］クズ男に恋した私｜遊びに仕事に充実した日々！そんななか届いた１件の通知に青ざめる

フラれた悲しさなんて思い出す暇もないくらい目まぐるしく過ぎる毎日 レンにフラれて傷心した私を、夜通し元気づけてくれたカナコとモカ。レンへの恋心は実りませんでしたが、その代わり素敵な友達ができて本当に嬉しかったです。仕事を […]

［３１］クズ男に恋した私｜「今から会えない？顔が見たい」３人のスマホに全く同じ文章を送ってきた最低な彼

ほぼ同時に届いたメッセージの差出人はクズ男だった 失恋から３か月後、カナコとモカのおかげですっかり立ち直った私は、遊びに仕事に充実した日々を送っていました。いつもの週末、予定が空いていたのでカナコとモカを誘い、カフェで女 […]

［３２］クズ男に恋した私｜別れ話を深掘り「すぐ来るって言ってたでしょ？」親友２人の含み笑いが意味不明

「私、もう大丈夫なんで！」話しにくそうな男友達にキッパリ 失恋から３か月後、カナコとモカのおかげですっかり立ち直った私は、遊びに仕事に充実した日々を送っていました。ある週末、カフェで女子トークを楽しんでいると、カナコ、モ […]

［３３］クズ男に恋した私｜壮絶な別れ話「私かその女か今すぐ選べ！」覚悟を決めた女がカバンを振り回す

「この女がレンをたぶらかしたの？？」標的を彼女に変えて攻撃 「レンが彼女にフラれたって」カナコがそう言い、もっと詳しく聞こうとアツシくんに電話した後、「アツシ、すぐ来るって言ってたでしょ～？」「言ってた。言ってた」とモカ […]

［３４］クズ男に恋した私｜ずっと欲しかった「付き合おう」の一言が嬉しくない。簡単な女と思われていてショック

「こんな簡単な女って思われてたんだ」彼からのメッセージにドン引き アツシくんによると、自分がレンの彼女だと思っていた女性が、別の女性と付き合い始めたレンさんに大激怒して二人のところに乗り込んできたそう。 「・・で・・彼女 […]

［３５］クズ男に恋した私｜嘘の交際宣言で彼を牽制。男友達の優しさにドキドキ

男友達の予想外な行動にドキッ レンが彼女に振られたことをアツシくんから聞いた直後、レンから「ミカが一番だって気づいた。会いたい。今度こそ付き合おう！俺の彼女になって！」とメールが届きました。私、こんな簡単な女って思われて […]

［３６完］クズ男に恋した私｜本当の幸せを手に入れた私。誰にも相手にされず気づけば一人ぼっちの彼。

色々あったけれど・・今の幸せがあるのは彼に出会ったから。 彼女に振られて私を都合よく利用しようとしたレンに「アツシと付き合った」と私のスマホから嘘の交際宣言をしてくれたアツシくん。予想外の行動には驚いたものの、アツシくん […]

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案：ママ広場編集部　脚本：のきわだ　編集：石野スズ
作画：めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く３児の母。