再婚と連れ子の明暗

ママ広場オリジナルストーリーです。

5年前に夫と死別した由以子は、9歳の娘愛花を連れて再婚しました。相手はバツイチの達夫。同じく9歳の娘くれあがいました。家族となった4人は仲良く幸せに暮らしていましたが、成績優秀なくれあの影響で愛花が中学受験を目指すようになると、家族の様子はしだいに変わっていくのでした。

[1]再婚と連れ子の明暗|夫と死別して5年。バツイチ男性とお互いに子連れで再婚

幸せを胸に再婚した夫のマンションへ 再婚した達夫さんのマンションへ引っ越して来た私。娘愛花と2人の荷物を運ぶのを手伝ってくれた達夫さんが、照れたように笑って「お疲れ」と言ってくれました。今日から私たちの新しい生活がここで […]

[2]再婚と連れ子の明暗|新たに始まった4人の生活。今はぎこちなくても、焦らず家族になっていこう

新しく始まる生活に胸を躍らせる 夫と死別して5年。バツイチで同じく子どもを持つ達夫さんと出会い、私たちは再婚しました。私の娘愛花と、達夫さんの娘くれあちゃんは同い年。性格は正反対だけれど、通う小学校も同じだし、きっと仲良 […]

[3]再婚と連れ子の明暗|新しい生活に慣れてきた頃、娘が突然継子と同じ中学校に行きたいと言い出した

子ども同士は仲良くなったけど、母親にはまだぎこちない 5年前に夫を亡くした私。当時は再婚を考える余裕などなく、ただ愛花を育てるために仕事に打ち込む日々。そんな私が転機を迎えたのは、知人のお誕生日会でした。そこで出会ったの […]

[4]再婚と連れ子の明暗|娘が中学受験に挑戦したいと言うなら、背中を押して応援するのが親の役目

勉強が苦手な娘だけど大丈夫かな? 4人での生活にもすっかり慣れてきた頃。愛花が突然「くれあちゃんと同じ中学に行きたい」と言い出しました。まさか愛花の口からそんな言葉が出るとは思っていませんでしたが、達夫さんもくれあちゃん […]

[5]再婚と連れ子の明暗|中学受験に向けて勉強にはげむ娘たち。父親からの合格祈願のお守りでパワーをチャージ

再婚から2年、やっと家族らしくなってきた 中学受験に挑戦すると決めた愛花は、くれあの影響を受けながら少しずつ順位を伸ばしていました。一方のくれあは変わらず成績上位をキープ。いつの間にかお互いを呼び捨てにするほど仲良くなり […]

[6]再婚と連れ子の明暗|プレッシャーを感じていたら試験のとき大変だと父親が勉強する我が娘をはげます

「2人とも受かるといいな」両親の心からの願い ある日夕飯にハンバーグを作っていると、「ママ、今日の晩御飯なに?」とくれあに聞かれた私は、「くれあが『ママ』と呼んでくれるようになった」と感慨深い気持ちになりました。すると、 […]

[7]再婚と連れ子の明暗|中学受験はそんなに簡単じゃない。合格不合格でくっきり分かれる子ども2人の未来

「なんとか滑り込んで欲しい」と受ける前から落ちることを考えてしまう 2人で勉強しながら「くれあと同じ学校行けるかな~」と呟く愛花に「ちょっと・・プレッシャーかも」と戸惑うくれあ。「今からそんな感じだと試験のとき大変だぞ。 […]

[8]再婚と連れ子の明暗|残酷すぎる中学受験。本命に落ちた娘にかける言葉が見つからない

必ずしも結果が報われるとは限らない ついに、愛花とくれあの中学受験が始まりました。最初のB女子中ではくれあが見事合格。一方、愛花は悔しくも不合格という結果に。続いて愛花だけが受けたD中学校は安全圏ということもあり合格。残 […]

[9]再婚と連れ子の明暗|不合格のショックを引きずる娘。落ちたのは自分のせいじゃないと現実を受け止めきれない

今は辛くても、きっと時間が解決してくれるはず チャレンジ校だったA女子中に見事合格した愛花。その一方で、くれあは不合格という結果に終わってしまいました。さらに、気持ちを切り替えられないまま迎えた併願校のC女子中でも不合格 […]

[10]再婚と連れ子の明暗|中学校生活が始まっても気持ちの整理がつかない娘。何もしてあげられず歯がゆい両親

気持ちが切り替えられない娘には時間が必要 くれあの本命だったA女子中にチャレンジ受験の愛花が合格し、くれあは不合格。くれあの合格は実力よりも下のB女子中のみでした。気持ちの整理ができないまま入学式を迎えたくれあは、つい「 […]

[11]再婚と連れ子の明暗|突然夫に責められ動揺。どうせ自分の子じゃないもんなと酷い言葉に体が動かない

「すまん言い過ぎた。本心じゃないんだ」気持ちの行き場がないのは夫も同じ 「愛花が受けなければ私が受かったかも・・」とA女子中に合格した愛花を妬ましく思っているかのようなくれあ。その言葉を聞いた愛花は「私の・・せい?」と思 […]

[12]再婚と連れ子の明暗|私が父親と再婚したせいでこうなったと関わりを拒否する娘。大嫌いが心に刺さる

ママは私じゃない娘に必死。話しかけても何も答えてくれない B女子中の入学式にも出ず、制服も切り裂いてしまったくれあ。なんとか慰めようとしていると、「お前はいいよな!愛花が受かってホッとしてるんだろう!くれあはどうせ自分の […]

[13]再婚と連れ子の明暗|受かったせいでと悩む我が子の辛さに気づかなかった。後輩に指摘され腑に落ちる

「最近愛花とちゃんと話せてなかった」ありがたい後輩の助言 達夫さんや私が何度声をかけても一向に部屋から出て来ようとしないくれあ。ある日声をかけると「話しかけんなよ!パパのお金で愛花を塾にやって・・こうなったのはあんたがパ […]

[14]再婚と連れ子の明暗|家では見せない笑顔の裏で私が受かったせいだと謝る娘に胸が締め付けられる

「家族が好きだけど家にいるのが少しつらい」母親にやっと言えた本音 何度話をしようと声をかけても拒絶するくれあ。そのことを思いながら仕事をしていると「誤字ってますよ~」と、りえちゃんがやって来ました。顔を見て思わず涙が出て […]

[15]再婚と連れ子の明暗|久しぶりの親子の時間を経て帰宅。うずくまり怯える娘の前で父親が仁王立ち

「私に優しくしたらもっと閉じこもっちゃう」娘の気遣いに涙 会社の後輩りえちゃんの言葉で愛花とちゃんと向き合えていなかったと気づいた私は、仕事帰りに愛花と待ち合わせることに。部活用のラケットを買い、一緒にごはんを食べながら […]

[16]再婚と連れ子の明暗|友達も合格も全部ズルして盗った!連れ子の告白に音を立てて崩れる家族の絆

「ずっと嫌いだった」連れ子が今まで溜め込んでいた不満 私も達夫さんも、部屋から出てこないくれあのことで手一杯になり、愛花の気持ちにまで目を向ける余裕がありませんでした。本当は、学校や部活、新しくできた友達の話をたくさんし […]

[17]再婚と連れ子の明暗|成績優秀だった実の娘が中学校に通えず、引きこもっている現実を受け入れられない夫

突きつけられた現実を受け入れられない 「ずっと嫌いだった!私の友達も全部愛花が盗った、合格だってズルして盗ったんだ」今まで溜め込んでいた愛花への不満を一気に吐き出したくれあ。まだ子どもだから、うまくいかなかった現実を誰か […]

[18]再婚と連れ子の明暗|娘と向き合うことを諦めて、頼まれたものだけを与えるようになった夫

バラバラになってしまった家族 くれあだけでなく達夫さんも、実の娘が中学校に通えず引きこもっている現実を受け入れられない様子。これまで問題なく進んできたからこそ、突然突きつけられた今の絶望的な状況に心が追いつかないのでしょ […]

[19]再婚と連れ子の明暗|今のままではいけないと絞り出した提案も全否定。妻の言葉はもう夫に届かない

私たちの心配も嫌味に聞こえるのかもしれない 娘の愛花とは家では最低限の会話のみ。たまに外に出て話をする形になっています。私も愛花もくれあのことが心配です。「くれあ、このまま家からでてこないのかな?」心配そうにする愛花。話 […]

[20]再婚と連れ子の明暗|心配は見下していると判断される。ステップファミリーの難しさを痛感

母親面するなと夫に言われてしまう。どこまでも平行線の会話 「くれあは私の娘でもあるの!」そう伝えても「くれあは今、お前も愛花も受け入れてないだろ?母親面しないでくれ!」と言われてしまいました。本気で心配しているのに、達夫 […]

[21]再婚と連れ子の明暗|家族間の溝にお互いが疲弊してしまった。それぞれが感じていた限界

このままではどちらも潰れてしまう。もう限界だった。 翌朝、出勤途中に昨日のことを思い出します。今までの達夫さんは愛花のことを最大限、気にかけてくれていました。でも、もうそんな面影はありません。愛花の想いを否定する達夫さん […]

[22]再婚と連れ子の明暗|自分たちが去れば継子は落ち着いてくれると願うばかり

この選択は間違いじゃなかったと思いたい。 悲しむ愛花に「これは大人同士の問題だから。2人のせいじゃないのよ。」そう伝えましたがきっと、愛花の心は晴れることはないと思います。くれあがこうなってしまったのは自分にも原因がある […]

[23]再婚と連れ子の明暗|再スタート!娘を守るための選択は間違いではなかったと証明したい

幸せになることを願っている くれあも大事な娘でした。ずっと仲良く暮らしていけると思っていました。私がもっと気を遣っていれば、くれあの現在は違っていたのかもしれません。りえちゃんの一言がなかったら、愛花のことも傷つけていた […]

[24]再婚と連れ子の明暗|別れた夫と継子の後ろ姿を見つけて胸が締め付けられる

新しいスタートは良い方向に進んでいると思っていた。 達夫さんとはあれから連絡を取ることはありませんでした。私たちが連絡を取ることで、くれあもそうですが達夫さんの気持ちも傷つけてしまう可能性があったから。5年後、愛花にも彼 […]

[25]再婚と連れ子の明暗|父親にクレジットカードを要求。見かけた元夫と継子の姿に声がかけられない

変貌した2人に驚くけれど声をかけなかった私 私は目を疑いました。やつれ果てた達夫さんと、清潔感を失い、あの時と変わらないくれあ。隠しきれない生活の疲れがでているようでした。「これで最後だぞ!」 「わかっているって!さっさ […]

[26完]再婚と連れ子の明暗|決別を決めたのは自分だから。自分たちにできること

どちらも子持ちが良いでしょう 声をかけたい気持ちがありましたが、私は思い留まりました。私はあの時2人から離れることを選んだから。声をかける資格すらないと思いました。 私はもしかしたら非情な人間なのかもしれません。でも、私 […]

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:藍川らづ
2児の母、イラストレーター。子育てのしんどさ、ネタにして楽しんでこー!