父に喜んで欲しいから。遊びも言葉遣いも仕草も男の子の真似。男の子に生まれなかった私［２－１］｜ママ広場マンガ

前回の話
男の子が産まれるととても喜ばれる環境で育った次女の奈々さんは、男の子じゃなかったと、お父さんにがっかりされてしまいました。その後も、「男が良かった」「どうしてお前は女なんだ」と親戚や近所の人の前で言われ続け、いつしか「男の子にならなくちゃ」「私が女の子だからいけないんだ」と自分を責めるように。男の子のような服装で男の子のように遊ぶそんな奈々さんを「奈々はまるで男の子だな！」とうれしそうに言うお父さんを見て「男の子のようになる」ことが正しい事だと思うようになったのでした。

男の子に生まれなかった私［２－１］従兄弟を真似したら父は喜んでくれるはず

男の子のように過ごすことが正しい事だと思うようになった奈々さんには、男三兄弟の従兄弟がいて、親戚での集まりでやんちゃに遊び回る三人を見ていました。「男子って本当に子どもだよね～、奈々」とお姉さんに言われた奈々さんは、お父さんが本当に楽しそうに従兄弟たちを眺めているのを見て思いました。

「私も従兄弟たちの真似をしよう」そう思った奈々さんは、遊びも言葉遣いも仕草も、全部その従兄弟たちを真似ることに。そうすれば「お父さんが喜んでくれる」そう信じていたのでした。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案：ママ広場編集部　脚本：のきわだ　編集：石野スズ
作画：みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。