子どもの性教育について、どのように教えたらいいのか?悩んだことありませんか?
私がこの本に出会ったきっかけは、ママ友さん。
ワークショップにいってとても参考になったよ。
性被害に合わないためにも小さいころからの正しい知識を身に着けることの大切さがわかったとのことでした。
半信半疑ではありましたが、性的虐待や間違った知識で成長してしまうのも怖いなと思い購入しました。
結果、買ってよかったな。と思ったのでこちらで紹介したいなと思いました。
メグさんの女の子・男の子からだBOOK
最初のページのメグ・ヒックリングさんのコメントのページです。
「性の健康を学ぶことは、命を救うことにもつながる。」
この言葉がとても印象に残りました。
裏表紙をめくったら書いてある質問です。
この内容は抜粋になっているのですが、本自体にはもっとたくさんのQ&Aが書いてあり、親としてどんな回答をすればよいのか、とても参考になりました。
文章は、三つのプライベートな部分という表現でわかりやすく話がしてあります。
もちろん、性器についてもかなり細かく書かれています。ただし、いやらしいとかではなくこども達は「科学者」という立場での話しの流れになっており、親が言いにくい、伝えにくいといった部分はしっかりとシステマティックに書かれている感じでした。
このページを抜粋したのは、実は、保育園の時に、男の子が女の子のおっぱいを触るという遊び?が流行った時期がありました。(保護者と先生とのやりとりですぐに収束しました。)
ある女の子のお母さんが、こどもから、楽しそうな感じで聞いたときに驚いたとのこと。
他の女の子は触られていない?と言う連絡が来たので、娘に聞いたところ、
「みんな触られそうになっていたよ~でも、私はイヤだったから、腕をバッテンにして、触らないで!って伝えたよ~。」とのこと。
これを聞いて、安心した記憶があります。
まだ、小さいのでただの遊び・・・だったかもしれませんが、気軽に触ってはいけない認識があるとでは、こども自身の対応も違ってくるのかなと思いました。
小さいころから正しい知識を与えていれば、十代になっても慎重に行動する。望まない妊娠も性感染症も、相手の数も正しい知識を持っている若者の方が正しい知識を持っていない子よりもそういったリスクが低くなるという国連のエイズ防止機関が調べた結果も表れていると本には記載がありました。
女の子を持つ親としては、衝撃的なニュースもあります。
我が子はそんなことにはならないともちろん信じていますが、漠然とした不安は襲います。また、何か事件に巻き込まれる可能性も、ゼロではない。そんな風に思うのです。
そのリスクが少しでも少なくなるように・・・と思っています。
メグさんの男の子のからだとこころQ&A
こちらは、同じ著者の書かれた本になります。
私は購入していないのですが、10歳の男の子のお母さんが自分では質問されてもうまく回答ができない部分や、疑問に思っても親には聞いてこない内容のことが書いてあり購入してとてもよかったと話していました。
男の子の持つ疑問の回答があったり、男女の体の違いについてや男の子の性被害についてもわかりやすく、かつストレートにシンプルに書かれているそうです。
3年生くらいからがおススメだそうです。
知識としては、早いかなと思われるご家庭もあると思いますが、ゆがんだ知識をそのまま間に受けている大人も正直、多いのではと思っています。
娘自身が、自分の身を守るためにも、私は、読ませていてよかったなと今思っています。