ある日の昼下がり、シール交換ではしゃぐ娘たち


私は由依。夫と小学3年生の娘あいと暮らす主婦です。ある日の昼下がり、学校から帰ってきたあいとその友達が、今子どもたちの間で流行っているシール交換をしに家へ遊びに来ました。
子どもたちは床にシール帳を広げると、「わぁ~!まりあちゃんのシール帳すごい!」「これってうるうるシールでしょ?全然売ってないやつ」と、まりあちゃんのシール帳を興味津々でのぞきます。2人に褒められたまりあちゃんは「まぁね、ママがこの間見つけてきてくれたの」と得意げに言いました。

うるうるシールとは、最近子どもたちの間で流行っている立体のシールのこと。ひと昔前にも流行ったシール交換ですが、令和の今になって再びブームが来ているみたい。小学生の娘たちも、集まるたびにシール帳を持ち寄って交換を楽しんでいます。中には、シール帳が閉まらなくなるほど集めている子もいるんだとか。

シール帳を囲んで楽しそうにしているあいたちの様子を、私は少し離れたところから眺めていました。「私も子どもの頃集めてたなぁ~」そんな懐かしい気持ちが、ふとよみがえります。するとあいの友達が、「ねぇまりあちゃん、シール交換しよう!このキラキラの・・・」そう言って、まりあちゃんのシール帳に貼ってある、今なかなか手に入らないうるうるシールを指さしました。

すると、まりあちゃんはムッとした表情で「これはダメ!レートが高いの!交換出来るの持ってないでしょ?」と言いました。レートって・・・そんな大人みたいな言葉使うの!?どうやら今のシール交換は、同じくらいの価値のもの同士でないと成立しないらしく、まりあちゃんが持っているうるうるシールはかなり希少なため、普通のシールでは交換してもらえないみたいでした。

それでも友達はうるうるシールが欲しいようで、必死に食い下がります。けれど、まりあちゃんの返答は変わらず「無理」の一点張り。すると、あいが「じゃあこっちのは?お花のと交換しない?」と声をかけました。まりあちゃんは少し考えると、「うーん?まぁ良いけど・・・じゃあ2枚ちょうだい?」と言って渋々シールを差し出しました。やっていること自体は昔と変わらないのに、なんだか見ててヒヤヒヤする・・・。
平成中期に流行ったシール交換が、令和の今になってまたブームになっているようです。ただ、今のシール交換は「希少性」がかなり重要みたいで、同じくらいの価値がないと交換は成立しない様子。昔とやっていることは同じなのに、ルールや感覚はずいぶん今っぽくなっていて、思わず「時代だなぁ」と感じてしまいますね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ
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