泣き止まない娘を抱っこしてお決まりの早朝散歩

早朝に泣き出した生後3ヶ月の長女、沙苗。ママ歴3ヶ月の私は泣かれるたびにまだドギマギしてしまいます。少しミルクを飲んでまた泣き出した沙苗に「お腹いっぱい?まだあるよ?オムツ替える?暑い?」と、思いつく限りのことを話しかけてみます。当たり前だけど、答えてくれるわけもなく、オムツを替えても沙苗はまた泣き出しました。

あぁぁ待って泣かないで。私の方が泣きたくなりながら、沙苗を抱きかかえました。

こうなったらいつものパターン。「お散歩行こうか。ちょっと歩こう」沙苗に言いました。眠くて眠くてしかたがないし、身体の疲れが全然取れない。まだママ歴3ヶ月だからなのか、私の要領が悪いのか・・・。沙苗が泣き止まない時は、抱っこしてお散歩に行くと落ち着くことが多いので最近はルーティン化しています。

沙苗はよく泣く赤ちゃんで、夜はまだまとまって寝られません。泣くたびにオムツを替えたりミルクをあげたり、ずっと抱っこで夜を明かすこともよくあります。必死にあやしているうちに気付いたら朝になっていることもざらで、慢性的な寝不足です。寝ている夫を起こさないようにそっと準備をして、お散歩に出かけました。朝は嫌い。沙苗の泣き声が一層響いて、いたたまれない気持ちになってしまうから。

お決まりになっている沙苗と2人の早朝散歩。
外はまだ暗くて、風もありました。
薄暗さが心許なくて『私の心の中みたいだなぁ』なんて思いながら、ここ最近毎日の様にこの道を娘と歩いています。
慣れない育児と寝不足、それでもしっかりしなくちゃ、子どもを守らなくちゃと頑張ってしまう気持ちが伝わります。時が経てば小さなことでも、モヤモヤしたり悩んだり、一人ぼっちの気持ちになってしまうこともありますよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母。