思いがけない幸せな報告に涙

復縁を迫る元夫に「二度と私の前にあらわれないで」と言ってきっぱり拒絶したユリは、「あなたが浮気してくれたおかげで離婚できてよかった」としみじみと言いました。これには俺も同感です。そのおかげでこうしてユリと一緒になれたのですから。
翌年、俺たちは予定どおり結婚式を挙げて籍もいれました。一度は新居も探したけれど、ユリがここでいいと言うのでそのまま実家で両親と一緒に暮らしています。ユリは今までと同じように両親の農業を手伝ってくれており、俺も父さんが引退する頃には仕事を辞めて家業を継ぐ予定です。

ある日の週末、いつものようにパートに出かける姉ちゃんが子ども達を実家に預けに来ました。「今日子どもたちよろしく~。昼過ぎには迎えに来るから」と言う姉ちゃんに「了解」と返事をしていると、母さんが「ユリちゃんは?」と聞いてきたので、病院に行っていることを伝えました。

お昼前。病院に行っていたユリが帰って来ました。「ただいま・・公輔さん、あのね・・ちょっといい?」となんだか言いにくそうにユリが話しかけてくるので、「もちろん」と答えつつも、なんだ・・改まって。もしかして・・オレ、なんかやっちゃたか・・??と思わず身構えました。すると、「あのね。私、今婦人科に通ってるでしょ」とユリが切り出しました。

改まった言い方に、まさか病気が見つかったとかないよな!?と悪い想像をしてしまいます。しかし、ユリの口から出たのは、「今日、先生に『赤ちゃんできてる』って」と想像とは真逆の最高に嬉しい報告でした。「本当に!?」思わず大きな声が出てしまいました。

「不妊だったのも、ストレスとかも原因だったみたい・・私・・」と説明しながら、愛おしそうにお腹にそっと手を当てるユリ。子どもができなくてもユリと一緒になれればそれだけで幸せだと思っていたけれど・・妊娠の報告を聞いて言葉にならない嬉しさがこみ上げてきました。

ユリの妊娠を聞いて、もちろん家族全員大喜び。姉ちゃんは自分のことのように喜んでくれ号泣していました。結婚して遠くに行ってしまったと思っていた初恋のユリ。そのユリと自分が今こうして一緒になっているなんて・・本当に人生は何があるかわからない。でも、ひとつだけ言えるのは、このしあわせを大事にするのが俺の役目ってことだな。俺はこの役目を全力で果たしていきたいと思います。ユリとお腹の子は俺が絶対に幸せにします。
一度は諦めた初恋の相手と結ばれた公輔さん。再会したときは辛さを隠して必死に元気なふりをしていたユリさんが、今は公輔さんや家族に囲まれて本当に幸せそうです。傷ついたユリさんの姿を知っているからこそ、公輔さんは二度とユリさんに辛い思いはさせないと強く思っているのでしょうね。もうすぐ産まれてくる赤ちゃんとともに、これからも幸せな毎日が続きますように。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:さいとうにこ
子育て、日常記録を描いています!
3児のママ
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元夫家族にも妊娠を伝えてやりたい。
不妊は、お前(元夫) の方だったみたいだねって。
ドロドロした男と女の関係ではなく、ほのぼのした絵とお話が楽しみでした。ちゃんと子供まで授かってのハッピーエンドでめでたしめでたし。