「サカバンバスピスだ!」Tシャツが同じ趣味で話が合う二人

「きらりは妊娠してないよ。生理始まってるんじゃない?」とひかりさんに言われたきらりちゃんは、「なんなの?マジうざいやつばっか」と開き直って暴言を吐くと、陽太さんに「もう一度付き合ってあげようと思ったのに」と言い出す始末。その後、かわい子ちゃんポーズを作り、「パパよかったね、きらり妊娠してなかったよ」と笑顔で言うのでした。
きらりちゃんの一人芝居だと言うことがわかった両親は、「この度は、うちのきらりが本当にご迷惑をおかけして申し訳ございません」と頭を下げて謝罪。すると、「いえ、誤解が解けてよかったです。その・・きらりちゃんも妊娠が間違いで良かったですね」と静香さんが言いました。

そして、「陽太くんもわざわざごめんね」と謝るひかりさんに、「いえ、ひかりさんもお元気そうでよかったです」と言う陽太くん。すると、「2人は前から知り合いだったの?」静香さんがたずねると、

「陽太くんが家に遊びに来た時に、私が着てたTシャツの柄見て、『あ、サカバンバスピスだ!』って突然話しかけてきたんだよね」ひかりさんがそう言うと、「うん。思わず」と言い楽しそうに笑い合う二人。「さ、サカ・・??」と静香さんは意味不明でした。

「で、私も水族館とか結構好きだから話が合ったんだよね。今まで見たきらりの彼氏の仲で、初めてまともな感じだったからさ~」「ははは」そう言ってグータッチする二人に、「でも、本当にひかりさんのおかげで助かったわ、ありがとう」と静香さんが言うと、

「うん。週数のこととか俺もよく知らないし、研究室にいたのも嘘だって言われたらどうしようかと思った。ははは」陽太さんと太一さんは笑っていたものの、「そこは私が気づくべきだったところよね。焦ってて全然頭になかったわ」と反省する静香さんでした。
「この度は、うちのきらりが本当にご迷惑をおかけして申し訳ございません」平謝りのきらりちゃんの両親。そしてひかりさんが陽太くんに謝った後、二人が知り合ったきっかけをたずねた静香さん。どうやら趣味が一緒の二人。一安心したものの、「私が気づくべきだった」と考え込む静香さん、突然の出来事で慌てる気持ち、とっても良くわかります!
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。
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