[11]元カノの妊娠匂わせ案件|鬼の形相「誰の子なのかわからないの?」娘の嘘を許すまじ

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前回のお話

久しぶりに2人だけの生活に戻った静香さんと夫太一さんは、海外の大学で海洋生物の研究をしている19歳の息子陽太さんが元カノで娘のきらりちゃんを妊娠させたと両親が怒鳴りこんで来てビックリ!驚きを隠せないものの、冷静な太一さんのおかげで先ずは事実を確認することに。陽太さんにきらりちゃんの妊娠を伝えるも、「なんで?」と言うだけ。その後、久しぶりに帰国した陽太さんときらりちゃんの家へ行くときらりちゃんのお姉さんひかりさんもいました。話し合いでは、「妊娠したってマジ?」と無邪気にたずねる陽太さん。「きらりとは半年前に別れてから一度も会ってない」と言い切るも認めないきらりちゃん。「陽太、ウソつくなんてひどい」と涙され陽太さんはドン引き。その横で、考え事をしていたひかりさんが、妊娠何か月なのかを確認。「3か月。陽太と会ったのが3か月前だから」と答えたきらりちゃんに妊娠周期の数え方について説明。そこできらりちゃんの嘘が発覚したのでした。

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「ちなみにきらりは妊娠してないよ、たぶん」鋭い姉の推察

陽太さんは、ずっと大学の研究室にいたというアリバイがあるにもかかわらず、「家の前にいた」と言い張るきらりちゃん。すると、「ちょっといいですか?」と手を挙げたひかりさんが、きらりちゃんに「妊娠3か月」なのかと確認。妊娠3か月と会ったのが3か月前がイコールではないことを伝えると、「その日以外にも陽太に会ってるもん。陽太の子だもん!!」ときらりちゃんが言い張りました。

すると、「で、大事なのは、陽太くん、君がきらりに会ってから、2週間後どこにいたの?」ひかりさんにそう言われ、「きらりに会った5日後に日本を立って、昨日帰国するまでは海外にいたよ」陽太さんが答えると、「だよね?つまり・・」

ひかりさんの言葉を受けて、「きらり、嘘なの?」と青ざめるお母さんと、「どういうことだ?きらり?」と全くわけがわからないお父さんを前に、きらりちゃんは無言になってしまいました。

「お父さんさぁ。きらり可愛さで信じたいのはわかるけどさ。もう、ここにいる全員、陽太くんが父親じゃないって気づいてるよ」ひかりさんがそう言うと、「え?」と驚くお父さん。

すると、「きらり!本当のことを言いなさい。あんたって子は・・誰の子なの!まさかわからないの?」ときらりちゃんにお母さんが詰め寄ると、

「あ、ちなみにきらりは妊娠してないよ。たぶん」ひかりさんがそう言うと、「えぇっ?」「どういう・・っ?」お父さんとお母さん2人して驚いて声をあげました。

きらりちゃんの妊娠周期がおかしいことを証明したひかりさんは、陽太くんにきらりちゃんに会ってから2週間後何をしていたかとたずねました。その頃陽太さんはすでに海外へ。身の潔白を証明することができました。その後、きらりちゃんを問い詰める両親に、「きらりは妊娠してないよ。たぶん」と言ったひかりさん、どうやってきらりちゃんが妊娠していないことがわかったのでしょうか?

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。

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