4歳娘が『なぜなぜ期』突入!子どもの「なんで?」攻撃や難しい質問に親はどう対応する?

子どもから「なんで?」「どうして?」などの突如くる質問にどう返答されていますか?

我が家の4歳娘ですが、色んなことに興味をもつようになり、探求心も育ってきたのか、「なんで?」「どうして?」と次々と質問を投げかけてくることが多くなってきました。簡単なことや少し説明すれば娘にも理解できることはその都度返答もできるのですが、娘に説明することが難しいことであったり、私でも知らないこと、それって答えあるの?と返答に迷ってしまうようなことを質問され、困ってしまうこともしばしばあります。




4歳娘との「なんで?」「どうして?」エピソード

例えば、保育園の送り向かいの話をしている時、

娘「何で、今日は朝パパと一緒に保育園に行くの?」

私「今日は、パパが夜お仕事で娘ちゃんが保育園から帰ってくる頃にはお仕事に行って会えなくなっちゃうからだよ」

(この説明が正しいかどうか分かりませんが、その時は娘にはこのように説明しました。)

旦那は、2交代制勤務のため、1週間ごとに早番、夜勤と勤務形態が変わります。そのため、ほとんど私が娘の保育園の送り迎えをしているのですが、夜勤の週の前日がお休みの時のみ、次の日娘を朝送っていくという決まりになっています。それ以外は、夜勤の日でも娘が保育園に行く前に帰宅することが難しいので私が送っていきます。早番の日も、娘が起床する前に仕事に行き、帰宅が21時頃になるので旦那がお迎えに行くことは難しい状況です。

といういきさつがあり、娘も私が送り迎えに行くことが当たり前になっているので、たまにパパになると困惑?まではいかないかもしれないですが、いつもと違うことに疑問に思うのだと思います。

でも、娘からするとパパと保育園に行くことはレアなので大喜びで元気に行くのですが、私が迎えに行くと、

娘「パパお家にいる?」「パパは何で帰ってこないの?」「パパはいつ帰ってくるの?」

とパパに関する質問攻めが始まります・・(笑)

これは全然良い方で、最悪な時は、「何でママがお迎えなのー!パパじゃないと帰らない」と駄々をこね、動こうとしない。

保育園の先生に諭され、しぶしぶ帰る。なんてことも、ありました・・・。

そうだね、パパが迎えにこれたら良いよね。むしろ、迎えに行ってくれー!と発狂しそうになることもありますが、こればかりは仕方がないこと。娘が悪いわけではないけど、この時ばかりは本当に疲れがどっときました。(母はつらいよ~涙)

それでも娘も何となく夜勤という意味が分かるようになってきて、「今日パパ夜勤だもんね~」と納得してくれる時もありますが、「何でお仕事は夜勤なの?」「なんで~?」と聞かれ、何で?うーん、そういう仕事だしな、何でって言われてもこれでずっときてるし・・・うーん、何て言うべきなんだ?と返答に困ります。

それでも娘は納得するまで聞いてくるし、何か答えなければいけないと思うものも、大体質問攻撃をされる時ってあまり時間のない時でイライラしてしまうことも・・・なので、簡単に済ませて、時間ができたときにフォローを入れているような状況です。

娘が知っている言葉を選び、分かりやすい表現に変えて説明するのって難しいなと日々思います( ;∀;)




子どもの「なんで?」にどう向き合う?

子どもの「なんで?」「どうして?」を繰り返し質問することを『なぜなぜ期』『質問期』といわれているようです。

2歳児のイヤイヤ期からなぜなぜ期に移行し、これも成長なんだと思いますが、初めてのことはいつも戸惑います。。。

何となく、そういう時期があるって聞いたことがあるけど実際に経験してみると、あっ!まさにうちの娘は今『なぜなぜ期』真っ最中なんだと納得しました!

なぜなぜ期ってどんな時期

なぜなぜ期とは、文字通り身近なもの(物・者)や事柄、事象などあらゆるものについて「なぜ?」や「どうして?」と質問を繰り返すようになる時期のことを言います。

心理学においてはこのなぜなぜ期を「質問期」と呼びます。

この質問期も、物などを指さして名前を尋ねる第1質問期(2,3歳ごろ~)と、物事の理由や原因、目的や結果などを尋ねる第2質問期(3,4歳ごろ~)に分かれるようです。

「命名期」や「ナニナニ期」とも呼ばれる第1質問期は、物や事柄の名前を答えればいいので対応しやすいのですが、第2質問期では正解がないような質問や難しすぎて説明できないような質問、さらに意味不明でどう答えていいか分からない質問を投げかけてくることもあり、対応が難しいと言えます。




子どもたちの質問に答える際のポイント

・すぐに答える
子どもに質問されても、忙しかったり手が離せなかったりしてすぐに答えられないこともあります。
いろいろな事情で即答できなかったとしても、できるだけ早めに答えてあげましょう。
何時間も経ってしまってから子どもにさっきの質問を尋ねてみても忘れてしまっているかもしれません。
たとえ忙しかったとしても、すぐに答えられる質問なら即答を心がけましょう。
ただ、すぐには答えが見つからない質問や、調べなければ分からないような問いかけならばちゃんと答えが見つかってから、あるいは調べたけれど見つからなかった時点できちんと答えを提示してあげましょう。

・子どもの目線で丁寧に答える
大人なら当たり前のことや、分かり切ったことでも子どもには疑問に思えることが多々あります。
大人になると自分が子どもだった時のことを忘れがちですが、当たり前の事柄でも、子どもに分かるようにちゃんと答えてあげましょう。
また、子どもには難しいと思えることも、「まだ知らなくていい」や「あなたにはまだ分からない」とごまかしてしまわず、できる限り子どもが分かるような簡単な言葉や言い回しで理解できるように答えてあげましょう。
もちろん説明しにくいことや、答えるのが難しい質問なら「○○君はどう思う?」と逆に質問で返したり、「先生にも難しくて分からないから一緒にしらべてみようか?」と提案してみたりするのもひとつの手です。

・バカにしたり笑ったりしない
大人なら知っていて当然のことも子どもには不思議で仕方ないことも多いはずです。
また、的外れで思わず笑ってしまうような質問が投げかけられることもあります。
そんな時にも「なにそれ?」や「そんなことも知らないの?」とバカにしたり、大声で笑ってしまったりするのはNGです。
突拍子もない質問でも子どもにとっては真剣に考えたものかもしれません。
知ろうとする意欲を削いでしまいかねないような対応は避けましょう。

すぐに答えられる質問は即答を心掛けることはもちろんのこと、すぐに答えられない質問でもなるべく早めに返答し、子どもからの質問を放置したり、曖昧にしすぎないように気をつけることが大切なんですね!
答えるのが難しい質問には逆に質問返しで「なんでだと思う?」と聞いてみようと思います。娘にも考える時間を作り、私も娘が考えている間に調べたり、もしくは娘と一緒に調べて考えることも良いなと思ったので実践しようと思います。




まとめ

子どもの好奇心が旺盛になる『なぜなぜ期』は質問が延々と繰り返されたり、困った質問をされたりと、大変だなと思うこともありますが、これも子どもの成長過程のひとつを見ているんだと思い、否定的に捉えず肯定的に捉えるように見方を変えなければいけないなと思いました。『なぜなぜ期』の対応について色々と読んでみて思ったのは、子どもが質問したことに対して、大人が反応しなかったり、答えを先延ばしにしたり、何回も同じこと聞いてこないで!とイライラしてしまったりとNGな対応をしてしまうと、知りたい気持ちや学ぼうとしている気持ちを台無しにしてしまう可能性があるのできちんと耳を傾けていることが伝わるように心掛けることが大切だなと思いました。

とはいえ、親もきちんと答えなきゃー!といつも一生懸命になってストレスを溜めないように、子どもと楽しく会話をしている延長線上と考えてうまく乗り切るようにしたいものですね。

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