[36]父の浮気|元妻への想いを語る夫が浪費の激しい妻を責めるもお金の自由がないと反論

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前回のお話

20年連れ添った夫ケイさんから、浮気相手エリカさんの妊娠を理由に離婚を切り出されたリナさん。子どもの頃からケイさんの浮気を知っていた高校生の娘ジュリちゃんは、二人が離婚すると聞きケイさんについていくと言い出しました。ケイさんの新居に行ったジュリちゃんは強引に自分の部屋を作らせたりとやりたい放題。その後、ジュリちゃんはリナさんとの離婚条件を提示し、公正証書にしてくれたらリナさんの家に戻り離婚に協力すると交渉し、ケイさんが条件を飲み離婚が成立。このジュリちゃんの行動がケイさんへの復讐だったと後から知ったリナさんは、驚き呆れながらも心から感謝。ケイさんがこれまでリナさんがやっていた会社の雑務をエリカさんにお願いするも、リナさんにお願いしたら?と言われてしまい、リナさんに頼むときっぱり拒否。結局ケイさんが一人でやることに。それから数か月後、エリカさんは妊娠中を理由に家事をせずわがまま放題。仕事から帰るとエリカさんにアイスが食べたいと言われ、仕方なく再び買い物へ行ったケイさんは偶然塾帰りのジュリちゃんに遭遇。ジュリちゃんを迎えに来たリナさんの隣には見知らぬ男性の姿が。気になりつつ家に帰ったケイさんに、「アイスはもういい」と言いったエリカさんは、散らかした部屋も片付けずに寝てしまい、リナさんを思い出したケイさんはがリナさんに電話すると電話に出たのはジュリちゃん。未練があると感じたジュリちゃんは、リナさんにはいい感じの男性がいるから邪魔しないでと電話を切りすぐさまケイさんの連絡先をブロック。それを聞きケイさんはショックを受けました。

1話目から読む

「ブランド品ばかりにこだわる」付き合ってた時に片鱗あったよね?

これまで公私ともにずっと支えてくれていたリナさんと、常にワガママを言うエリカさん。2人を比べ優しいリナさんを恋しく思い始めたケイさんに、ジュリちゃんは「ママの彼氏」がいると伝えました。でも、それはジュリちゃんが考えたこと。実際はリナさんは付き合っておらず、恋愛するつもりもないことを承知の上でケイさんに話したのでした。

ジュリちゃんとリナさんが行ってしまった後、
「ねぇ、どうしてリナさんにアドバイスを聞くの?リナさんに未練があるの?」エリカさんにそう言われ、「・・・」何も答えないケイさんに驚くエリカさん。

「ケイが私を選んだんだよ?どうして前の奥さんが気になるの?」とたずねると、「リナは俺の為に色々してくれてたってわかったんだよ。俺が気づかなかっただけで」と切り出すケイさん。

「それに、エリカがこんなにお金の浪費が激しいなんて思わなかった」ケイさんの言葉に、「は?何を言ってるの?」とエリカさんが言い返すと、「これから、色々とお金もかかるし、もう少し家計を考えてほしい」ケイさんがそう訴えると、

「約束が違うじゃない!?」と大きな声を出すエリカさんに、「そっちだって、家のこと何もしない、ブランド品ばかりにこだわる、ワガママばっかりじゃないか!!」と負けじとケイさんも大きな声を出しました。

すると、「そのままの君でいいって言ったのはあなたでしょ!?今更なにを言ってるの?」とエリカさんは怒り出し、「こっちだって、お金の自由がもっとあると思ってたのに我慢してるのよ!?」とこれまで我慢してきたことをケイさんにぶつけました。

エリカさんは、お金と自由を手に入れて、結婚後も自分の楽しいことだけできると思っていた目論見が外れました。ケイさんと溝ができたまま、これから赤ちゃんが産まれ、家族として暮らしていかなければいけない。この状態になることをジュリちゃんはわかっていたのですね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

最新のコメント
  • あおい より

    おーー!いいねぇ
    醜いねぇ

  • やきとうきび より

    無事出産したと仮定して
    家事もろくにできないエリカは育児できるのかしら
    ベビーシッター頼むお金もなさそうだし
    ケイはアホだから「僕が(リナに)頼めば助けてくれる」とか「3人(ケイ エリカ ベビー)一緒に(元の家で)同居しよう」なんて考えたりして

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