20年連れ添った夫ケイさんから、浮気相手エリカさんの妊娠を理由に離婚を切り出されたリナさん。子どもの頃からケイさんの浮気を知っていた高校生の娘ジュリちゃんは、二人が離婚すると聞いてケイさんについていくと言い出しました。ケイさんの新居に行ったジュリちゃんは強引に自分の部屋を作らせたりとやりたい放題で、みかねたケイさんが配慮してほしいと頼むと、ジュリちゃんはリナさんとの離婚条件を提示し、公正証書にしてくれたらリナさんの家に戻り離婚に協力するとケイさんに交渉。ケイさんが条件を飲み離婚が成立しました。このジュリちゃんの行動がケイさんへ復讐するための作戦だったと後から知ったリナさんは、驚き呆れながらも心から感謝。その後ケイさんは、これまでリナさんがやっていた会社の雑務をエリカさんにお願いするも、リナさんにお願いしたら?と言われてしまいました。ケイさんとエリカさんからこれまで通りやって欲しいと頼まれたリナさんはきっぱり断り、「母親になるんだから現実を見た方がいい」とエリカさん伝え、ジュリちゃんは「もうママを縛らないで」とケイさんに言って帰って行きました。リナさんにきっぱり断られたケイさんですが、なぜか「俺が頼めばリナは手伝ってくれるはず」と考えていました。それから数か月後、エリカさんは妊娠中なのを理由にほとんど家事をせず、ケイさんは仕事に家事に大忙しの毎日。夜ご飯を買って帰ったケイさんは、エリカさんにアイスが食べたいと言われ、ため息をつきながら再び買い物へ。すると偶然、塾帰りのジュリちゃんに遭遇。ケイさんが家まで送ろうとしますが、迎えが来るから大丈夫と断るジュリちゃん。ジュリちゃんを迎えに来たのは、ケイさんの知らない男性と一緒に車に乗っているリナさんでした。「運転していた男は誰だったんだろう?」と思いながら帰宅したケイさんは、エリカさんに「アイスはもういい」と言われ、「私妊婦だし」と言って散らかった部屋の片付けもせずに寝てしまったエリカさんを見て、「リナは妊娠しててもエリカみたいなことしなかったよな」とリナさんを思い出し、リナさんに電話をかけてみることにしました。
「もうママに構わないで」元妻に連絡してくる父親を娘が牽制
ケイさんがリナさんに電話をかけると、電話に出たのはジュリちゃんでした。
「パパ?どうしたの?」とジュリちゃんが電話に出ると、「ジュリか」と少し驚いた様子のケイさん。ジュリちゃんは「もしかして、ママが恋しくなったとか?」と聞きました。
「パパ、今さらだよ。パパはエリカさんとの道を選んだんだから。もうママに構うのやめてよ」とケイさんに厳しい口調で言いました。すると、ケイさんは「でも、ママはパパがいなくなって寂しいんじゃないかな?」とリナさんと話したい素振りをみせます。
それを聞いたジュリちゃんは「やだ~!そんなわけないじゃん」と笑い飛ばし、「それに今、ママいい感じの人がいるんだよね~。なんか、両片思いって感じで」と楽しそうに話します。実は、その男性はリナさんの幼馴染なのです。リナさんが実家に離婚の報告をした際、リナさんの母親がその幼馴染の母に事情を話したことがきっかけで、リナさんは彼の会社で働くことになったのですが、ジュリちゃんは、その経緯を父に伝えるつもりはありません。
リナさんにいい感じの人がいると聞いて「えっ、何?りょ?りょうかた?なに?」と動揺を隠せないケイさん。ジュリちゃんは「だから、両片思いだってば。パパ邪魔しないでね。じゃ~ね」と言ってさっさと電話を切りました。
電話を切ったジュリちゃんは、「パパの連絡先ブロックしておこう。意外としつこいな、パパ」と考えながらリナさんのスマホでケイさんの連絡先をブロックしました。ケイさんは「リナに相手がいるのか・・?」とショックを受けていました。
自分の浮気が原因で離婚しておきながらリナさんを恋しがるなんて、ケイさんは調子が良すぎますよね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。
ハーレムでも作りたかったんかこいつは
もしくは別れたけど友達で戻った気持ちでいるのか…
まぁ、どっちも幸せにするとか言ってたし、籍は新しく作っても前の籍はそのまま残ってる(=一夫多妻制)とか思ってたんだろうね。二つの幸せな家庭を行き来するまさに理想の生活!みたいな。まだまだお仕置きが足りない?