正式に住むことになった娘に複雑な気持ちを抱える浮気相手

短期留学の費用を出し渋るケイさんとエリカさんに、「産まれてくる子どものためにお金を残しておきたいなら、まずはエリカさんのブランドバッグを売れば?」と笑顔で提案するジュリちゃん。それだけに留まらず、結婚前にもらったバッグを今も大切に使っているリナさんを引き合いに出し、「子どもに我慢させるんじゃなくて、まずはママになる人からだよね」と諭すように言います。ジュリちゃんにド正論を言われ、ケイさんとエリカさんは口をつぐみました。
週末、ジュリちゃんの引っ越しが無事に終わりました。「おぉ~いい感じの部屋になったね」と感心するカンタくん。ジュリちゃんは嬉しそうに「パパ!ありがとう!エリカさんも!」と引っ越しを手伝ってくれた2人にお礼を言いました。エリカさんは複雑な表情を浮かべて「う・・・ん、よかった」とつぶやきます。

引っ越し作業で疲れたのか、カンタくんが「エリカさん、僕お腹すいちゃった」と言い出しました。しかし、エリカさんはご飯を作る気になれず、そっとケイさんに目配せします。その意図を感じ取ったケイさん。カンタくんに「じゃ、何かデリバリーするか?」と提案しました。

しかし「えー僕エリカさんの作ったハンバーグがいいな~」と駄々をこねるカンタくん。するとケイさんは「そんなワガママを言うな、エリカは今妊娠してるんだから」とたしなめました。カンタくんは不満そうに「けち~」口をとがらせます。

ジュリちゃんは、しょんぼりするカンタくんをなぐさめるように言いました。「大丈夫だよいつでも遊びに来れるし、また作ってもらえるよ・・・ねっ!エリカさん」半ば強引に同意を求められ、エリカさんは少し戸惑いながらも、「えっ・・・うん、もちろん」と答えました。

ジュリちゃんがマンションに正式に住み始めてから、カンタくんは毎週末のように遊びに来るようになりました。エリカさんの手料理を美味しそうに食べ、ケイさんとジュリちゃんと談笑してから帰っていくー・・・そんな光景がすっかり日常となる一方で、エリカさんの中には少しずつフラストレーションが溜まっていきました。
週末、ケイさんとエリカさん、そしてカンタくんの協力もあって、ジュリちゃんの引っ越しは無事終わりました。すると引っ越し作業で疲れたのか、カンタくんが「お腹がすいた」と言い出します。ケイさんは、エリカさんの「ご飯を作りたくない」という気持ちを察して、デリバリーを提案します。しかし、エリカさんの手料理がいいと駄々をこねるカンタくん。ジュリちゃんは、そんなカンタくんをなだめるように「また作ってもらえるよ・・・ね!エリカさん」と半ば強引に同意を求めます。エリカさんは「うん」と答えるしかありませんでした。それからというもの、カンタくんは毎週末のように家に遊びに来るように。エリカさんの中には、言葉にできない不満が少しずつ膨らんでいくのでした。
子どもたちに侵食される2人の新居。ケイさんと幸せな結婚生活を過ごせると思っていたエリカさんの不満は爆発寸前ですね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。
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デリバリーで散財してる場合かw
略奪婚というより、浮気相手とのデートに娘を連れて行っていた、1番のお花畑はパパじゃない?
元家族との家すら売って、新しい家族とのマンションを購入しようとしていたのに。
エリカを庇護わけではないけれど、女が女を責める発言が多くて残念だわ。。。