娘と息子のわがままな態度に浮気相手の不満が溜まっていく・・・

離婚が成立するまでの間、ケイさんとエリカさん、そしてジュリちゃんのお試し共同生活が始まりました。お弁当作りに夕飯の準備、塾の迎えなどジュリちゃんは当然のようにエリカさんに頼みごとをします。エリカさんは納得がいかない気持ちを抱えながらも、ジュリちゃんの押しの強さに負け、しぶしぶ頼みごとを引き受けました。その日の夕方、カンタくんが友達を連れてマンションにやってきました。まさか友達を連れてくるとは思わなかったエリカさんは思わず驚きます。しかし追い返せるはずもなく、不満を抱えながら夕飯の準備をするのでした・・・。

「エリカさん、今日の夕飯何？」まるで母親に話しかけるような調子で言うカンタくんに、エリカさんは戸惑いながらも、なんとか笑顔を作って「え、えっとねハンバーグにしたよ」と答えます。カンタくんたちはエリカさんを気にする様子もなく「ありがとう！みんなで食べよう！」と無邪気に喜びました。

エリカさんの作ったハンバーグを夢中で頬張るカンタくんとその友達。「おいしい～ごはんおかわり！」「僕もいいですか？」食べ盛りの中学生たちは次々とご飯をおかわりします。気付けば、炊飯器の中はすっかり空っぽになっていました。

しばらくして、ジュリちゃんが学校から帰ってきました。「おかえり～僕らご飯食べ終わったよ、美味しかった」カンタくんたちは、口々にエリカさんのハンバーグを褒めちぎります。それを聞いたジュリちゃんは、目を輝かせて椅子に腰を下ろし「お、楽しみ～塾の時間あるから、エリカさん私も早く食べたい！」と言いました。

すると、エリカさんは申し訳なさそうに「ジュリちゃんごめんなさい、今みんな食べちゃって・・・ご飯がないの」と言いました。ジュリちゃんはあり得ないといった表情で「え？嘘でしょ？何もないの？私塾あるんだけど」と詰め寄ります。そして、はぁとため息をついて「仕方ないから外でご飯食べてくるわ」とお金をせびりました。

ジュリちゃんはエリカさんからお金を受け取ると、「じゃ、私ご飯食べてくる」と言って家から出ていきました。エリカさんはジュリちゃんが出ていったのを確認すると、携帯を手に取り、険しい表情のままどこかへ電話をかけ始めました。

エリカさんの作ったハンバーグを夢中で頬張るカンタくんとその友達。食べ盛りの中学生たちは次々とご飯をおかわりします。気付けば炊飯器の中はすっかり空っぽになっていました。しばらくして、ジュリちゃんが学校から帰ってきました。口々にエリカさんのハンバーグを褒めちぎるカンタくんたち。それを聞いたジュリちゃんは目を輝かせながら「楽しみ～エリカさん私も早く食べたい！」と言いました。すると、エリカさんは申し訳なさそうに「ごめんなさい今みんな食べちゃってご飯がないの」と言いました。「え？嘘でしょ？何もないの？私塾あるんだけど」と詰め寄るジュリちゃん。そして、はぁとため息をついて「仕方ないから外でご飯食べてくるわ」とお金をせびりました。エリカさんはジュリちゃんが出ていったのを確認すると、携帯を手に取り、険しい表情のままどこかへ電話をかけ始めました。
ジュリちゃんの横暴な態度に不満が爆発したエリカさん。電話先の人物に文句を言う気満々ですね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案：ママ広場編集部　脚本：のきわだ　編集：石野スズ
作画：ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。