浮気相手が作ったお弁当は栄養バランス皆無なラインナップ

離婚が成立するまでの間、ケイさんとエリカさん、そしてジュリちゃんのお試し共同生活が始まりました。ジュリちゃんはマンションに着くなり、エリカさんに次の日のお弁当と夕飯の準備、塾の迎えを頼みます。エリカさんが「自分で帰って来れない？」と聞いても、「ママが今までしてくれていたことだけど？」と引き下がる様子はありません。結局迎えはケイさんが行くことになりましたが、エリカさんは納得がいっていないよう・・・。

翌朝、ジュリちゃんが支度を済ませてリビングに向かうと、お弁当が用意されていました。しかし、あまりの茶色さに「えっ・・・お弁当これ？」と驚きます。エリカさんがおずおずとした様子で「ダ、ダメだった？」と聞くと、ジュリちゃんは困ったように「ダメじゃないけど・・・これなんか栄養バランス悪くない？」と言いました。

「エリカさんお母さんになるんでしょ？お弁当作る練習もっとしたほうがいいよ？」子どもが食べるものなんだから栄養バランスくらい考えないと・・・ため息をついて厳しい言葉を投げるジュリちゃん。「これはパパに食べて貰って」と言い、お弁当をエリカさんに返しました。

「あっあと、今日カンタもパパに会いに夜ご飯食べに来るって」と思い出したように言うジュリちゃん。エリカさんの顔を見ることなく、「私と夕飯の時間別々になるけどエリカさんよろしく～」と言い、マンションを後にしました。

夕方頃、ジュリちゃんが言った通りカンタくんがマンションにやってきました。「いらっしゃい、ジュリちゃんとケイはまだ帰って来てないのよ」と言うと、「あっ大丈夫、友達連れて来たから」と笑顔で言いました。エリカさんは思わず「え！？」と聞き返します。

「お腹すいた～エリカさんご飯作って」カンタくんに連れられて、友達がぞろぞろと入ってきました。するとそのうちの１人が、「なぁ誰？今の人」と聞きます。カンタくんは気まずそうな顔をして「あー・・・父さんの浮気相手」と言いました。エリカさんは、言葉を飲み込んで顔をしかめました。

離婚が成立するまでの間、ケイさんのマンションに住むことにしたジュリちゃん。半ば強引に今後のお弁当と夕飯の準備、塾の迎えを頼みますが、エリカさんは納得がいっていない様子。翌朝、ジュリちゃんが支度を済ませてリビングに向かうと、茶色だらけのお弁当が用意されていました。お弁当を見るなり、ジュリちゃんは「お弁当作る練習もっとしたほうがいいよ？」と厳しい言葉を投げかけます。結局お弁当は持たず、家を後にしました。夕方頃、カンタくんが友達を連れてマンションにやってきました。カンタくんが来ることは聞いていたけど、友達を連れてくると思わなかったエリカさんは驚きます。「お腹すいた～エリカさんご飯作って」遠慮無しにぞろぞろと家に入ってくるカンタくんの友達。するとそのうちの１人が「なぁ誰？今の人」と聞きます。カンタくんは気まずそうな顔をして「あー・・・父さんの浮気相手」と言いました。エリカさんは、言葉を飲み込んで顔をしかめました。
ジュリちゃんに好き放題言われ、エリカさんはご立腹の様子。ケイさんの肩身がもっと狭くなりそうですね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案：ママ広場編集部　脚本：のきわだ　編集：石野スズ
作画：ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。