浮気相手は娘と同じ年[6]もうウンザリと夫に突き出した離婚届

「子ども2人が社会人になるまではって我慢してたけど・・」ケイコさんがそう言って引き出しから取り出したのは離婚届でした。それを見て、「待ってくれケイコ!」と引き止めるサトシさんに、「兄を待つのよ?もうウンザリ。しかも今度は娘と同い年の娘?あなたいい年して何を考えてるの?ケイコさんが詰め寄りました。

ケイコさんの言葉に、「いや、まさかサキと同じ年とは・・知らなかったんだよ」と笑いながら言うサトシさんに、「知らないわけないじゃん。年の差のこと何度も話したでしょ」と注意するアイさん。
すると、「アイさんが望むものは何?サトシは言うほどお金持ってないわよ?この家も私の名義だし。あなたの思い描くような贅沢はできないわよ」淡々と話すケイコさんに愕然とするアイさん。

さらに、「サトシも年だし。あなたに待っているのは育児と介護?仕事もしないといけないかしら・・大丈夫?」ケイコさんがそう言うと、「あ・・ケイコ・・俺離婚したくないよ・・」オロオロしながらそう話すサトシさんに、「あなたは黙ってて」ケイコさんが冷たく言いました。

それまで黙っていたアイさんが、「・・・い、慰謝料はもらえますよね?私、騙された立場だし・・」アイさんの言葉を聞いて、「サトシ・・払えるの?お金」ケイコさんの言葉に、「慰謝料?払うわけないじゃん?」サトシさんが平然と言いました。

そして、「ってかさ。人の家にまで上がり込んで何考えてるの?これだから若い女は常識がないんだよ。素直に知らないでいればもっといい思いできたのに。バカだよね~」呆れたように言い捨てるサトシさんの言葉を聞いて、「・・本当に好きだったのに・・許せない・・」アイさんは絶望したように言いました。
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:和栗ぐり
1歳7か月差の年子姉弟の日常を描いてます。