[9]「心底呆れる」お袋の味のおかげで妻は腕を上げたと豪語する夫。自称グルメの勘違い|ママ広場マンガ

アイコンイメージ
前回のお話

母親の料理が大好きな夫充さんにモヤモヤが止まらない妻優奈さん。義妹みのりさんが帰国して家に泊まりに来た時にも「お袋の味」の話。うんざりしながらも義妹みのりちゃんが「お母さんの味再現できるよ?」と言い、一緒にお買い物へ。家で再現すると「うんまっ!」と大満足の充さんに「これで優奈も俺から料理上手の認定もらえるな」と言われ、複雑な心境を抱えつつ「・・そうだね。がんばるね」と答えたのでした。

1話目から読む

自称グルメの勘違い[9]兄の態度に呆れる妹

ある日のこと。
「もしもしお袋?あぁ!そうなんだよ~!みのりがお袋の味教えてくれてさ!優奈も腕を上げたよ~!あはは!みのりが来るの来週だったよな?」
充さんは義母と楽しそうに電話で話していました。

そして、みのりちゃんが帰国する前のこと。
「こんにちは!今日もお邪魔してすみません!」
「いらっしゃい!今日はいろいろ作ったよ~」
家にやって来たみのりちゃんに優奈さんがそう言うと、「やった!嬉しい~!」と大喜びです。

ご馳走がたくさん並ぶテーブルを前にして、
「わぁっすごい!こんなにたくさん!!ありがとうございます~!」とみのりちゃん。そして、
「ん~やっぱり美味しい!」と満足そうな表情を浮かべるみのりさんに、
「んー、いつものが良くない?なんで今日はいつもの味付けじゃないんだよ?」
と不満足そうな充さん。

すると、これまで食べ続けていた箸を置いてみのりさんが、
「お兄ちゃん・・本気でお義姉さんの料理の凄さが分からないの?」冷静に言いましたが「?なんだよそれ」と充さんは何の事やらさっぱり分からない様子。
「・・こんなに丁寧で美味しいご飯を作ってくれる優奈さんに感謝しないなんて、呆れるわ」とみのりさんは冷たい表情で言い放ちました。

みのりさんに呆れられた充さんは、
「なんだよ!?あれから優奈も腕を上げて、お袋の味を覚えてくれたのに・・今日は味が違うから言ってんだよ!」そう言って掴みかかる勢いの充さん。すると、
「はー、お義姉さんごめんなさい。母の味を再現すればお義姉さんがどれだけ手間かけて作ってくれてるか分かると思ったのに・・」ため息をつきながらそう話すみのりさんに、
「は!?だから何がだよ!?」
充さんにはさっぱり訳が分からないようでした。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ

作画:みつけまま
3歳長男・0歳次男(R5.3月誕生)を子育て中のワーママです。

この記事をSHAREする