[6]妻の手料理を絶賛する妹と「おふくろの味」と比べ逐一妻を下げる夫。自称グルメの勘違い|ママ広場マンガ

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前回のお話

母親の料理が大好きな夫充さんにモヤモヤが止まらない妻優奈さん。事あるごとに「お袋の味」を連呼する充さんにうんざりしていました。ある日、義母と充さんのやりとりから、義妹みのりさんが帰国するからと泊まることになり、空港に迎えに行く充さんに、「日本食が恋しいだろうから夕飯は和食で」と直前になって言われたことにイライラ。充さんと同じように「お袋の味」が一番だって思うのかな、と考えいた優奈さんが、家にやって来たみのりさんに挨拶するも、「飯できてるじゃん!」と夕ご飯にまっしぐらの充さんは、「優奈に悪いから空港で食べて帰るって遠慮してたんだよ」と優奈さんを責めるような口ぶりに思わず無言になるのでした。

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自称グルメの勘違い[6]食卓に流れた気まずい雰囲気

「みのりは優奈に遠慮して『空港で食べて帰る』って言ってたんだぞ」と一方的に責められたような優奈さんが黙っていると、
「優奈?なに黙ってんの?」充さんは優奈さんの気持ちには全く気づいていないようでした。
すると、2人のやりとりを見ていたみのりさんが、
「アメリカのご飯美味しいんだけど、和食が恋しくなっちゃってー!あ~いい匂い!ホントに美味しそう!」何かを察したようです。

「お料理上手なお義母さんには遠く及ばないかもしれないけど・・遠慮しないでたくさん食べてね!」
「いえいえそんなぁ!」優奈さんとみのりちゃんが話していると、
「お袋の味とは違って、好みの味じゃないかもしれないけど、そこそこ食べられるからさ~!」
平然とそう話す充さんに「・・・」またしても無言になる優奈さん。

そしてみのりさんがパクリと一口!
「!!美味しい!!」そう言ったかと思うと、パクパクと次から次へと食べながら、
「この肉じゃがすごく凝ってますね!どうやって作るんですか!?」
食べながら質問が止まりません。そして、お味噌汁を一口飲むと、
「お出汁って本当に美味しい・・こういう繊細なお出汁の味・・久しぶりに味わったかも」
お味噌汁を飲んで、満足そうにため息をつきました。

そして、
「私昆布の味大好きなんですよ!」みのりさんの言葉を聞いた優奈さんは、
「今日は昆布多めの合わせ出汁なの!良かった~お口に合って!」と優奈さんは安堵とともに嬉しくなりました。すると、
「お義姉さん、本当に美味しいです・・!おかわりいただいてもいいですか?」そう言われて、
「もちろんだよ!」と答えた優奈さんは涙が出るほど嬉しくなり、
「みのりちゃんが喜んでくれてよかった・・」と心の中で呟きました。

「お兄ちゃんいいなぁ。毎日こんな美味しいご飯食べてるのー?」みのりさんがたずねると、
「確かに美味いっちゃ美味いよ?でもさー、なーんか違うんだよ~。みのりもお袋の飯食って育ったんだから分かるだろ?」そう言い放った充さんのことばに、優奈さんとみのりちゃん同時に顔色が変わりました。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ

作画:みつけまま
3歳長男・0歳次男(R5.3月誕生)を子育て中のワーママです。

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