自称グルメの勘違い[3]好き勝手言う夫

優奈さんは充さんに「そんなにお義母さんの料理がいいなら作って送ってもらえば?」と言うと「いやそれは違うでしょ!?やっぱり優奈に橋本家の味を覚えてほしいんだよ!」と勢いよく言われてしまいました。

義両親との食事といえば、初顔合わせの時はレストランでお正月の挨拶の時は「お正月くらいは楽したくてね~」と言うお義母さんが取り寄せた有名デパートのおせちだったので優奈さんは今までお義母さんの料理を食べるチャンスが一度もありませんでした。

「食べたことないもの。分かるわけないでしょ。」と食事の片づけをしながら言う優奈さんに、充さんは「だからさ~『何か違う』って毎回伝えてるだろ~?」と不満げです。
更には「そこを工夫するのが優奈の役目だろ?レストランで働いてるんだしさ!」と
無茶なことまで言ってきました。

「付き合ってるころはそんなこと一度も言わなかったくせに・・・」と優奈さんは洗い物をしながらモヤモヤしていました。
優奈さんは大好きな料理まで嫌いになりそうなまでに追い詰められていました。
一ヶ月後・・・

しばらくして、義父母が遊びに来ることになりました。
「こんにちは優奈さん!!」と元気よくやってきたお義母さん。
優奈さんは憂鬱な気持ちでいっぱいでした。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
3歳長男・0歳次男(R5.3月誕生)を子育て中のワーママです。