[4]初恋こじらせ夫|月日が経っても頻度を落とすことなく幼馴染のもとへ通い続ける夫に不満が募る

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前回のお話

平凡だけれども幸せな毎日を過ごす理恵さんは、ある日、夫の正志さんから地元の同窓会に行ってもいいか聞かれます。成人式から20年後ということもあり、普段会わない人とも集まれるからとウキウキする正志さんを見て、理恵さんは「楽しんできなよ!」と笑顔で送り出しました。正志さんが同窓会を楽しんでいる間、理恵さんとリマちゃんは母子水入らずで女子会を楽しみます。そうこうしているうちに正志さんが同窓会から帰宅。しかし、なんだか元気がありません。理恵さんがどうしたのか尋ねると、「総一郎の妹の聡子が地元に戻ってきたんだけど、暴力をふるう夫から息子を連れて逃げて来たらしい」と話し始めました。正志はのどかな田舎町の出身。ご近所付き合いが盛んで、周りの人たちは家族同然。そんな土地柄というのもあって、傷ついて帰ってきた聡子さんをみんなでサポートしようという話になったそう。それを聞いた理恵さんは、地元の仲間を思いやる正志さんの気持ちを尊重して、快く送り出したのでした。

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「いったいいつまで続くの?」夫へ募りはじめる不満

「暴力をふるう夫から逃げてきた聡子さんを、地元のみんなでサポートすることになった」と話す正志。正志はのどかな田舎町の出身。ご近所付き合いが盛んで、周りの人たちは家族同然です。そんな土地柄というのもあって、幼なじみが傷ついて戻ってきたと聞けば、自然と助け合う空気が根付いていました。私は、地元の仲間を思いやる正志の気持ちを尊重して、快く送り出すことにしたのでした。

「夫からの暴力なんて怖いだろうな、ましてや小さい子どももいたら・・・かわいそう」私は、会ったこともない聡子さんに同じ女性として、そして同じ母親として同情しました。安全な場所に帰ってこれてよかった。今はとにかくゆっくり休んで欲しいな。

聡子さんをサポートするために、休日を利用して正志が地元へ帰るようになってから2ヶ月が経ちました。「じゃあ、日曜の夜には戻るから」泊まりの用意を詰め込んだリュックを背負いながら、正志は今週もそう言います。「え、今週も?」驚いたように尋ねると、正志は難しい顔をして「傷ついた聡子を放っておけないだろう、みんなが集まっているのに俺だけ行かないわけにもいかないし・・・」と応えました。

「わかった、いってらっしゃい」幼馴染のためと言われると引き止めることもできず、釈然としない気持ちを胸に抱えたまま、私は正志を送り出します。すると、その様子を見ていたリマが「パパ、またおばあちゃんち行っちゃったの?」と聞いてきました。

「お友達と約束してるみたい」と伝えると、リマは残念そうに「今週こそは動物園に連れてって欲しかったのに!」と言いました。リマもまだまだパパと遊びたいお年頃。休日を一緒に過ごせないとなると、寂しい思いをするのは当然です。でも、これも聡子さんが落ち着くまでの辛抱。私はリマに「ごめんね、ママと2人で行こっか」とそっと微笑みかけたのでした。

地元に通うようになってから2ヶ月が経っても、頻度を落とすことなく聡子さんのもとへ足を運び続ける正志さん。「落ち着くまで」と信じて見守ってきた理恵さんでしたが、いったいいつまで続くのかと、徐々に不満を募らせていきます。家族を後回しにする正志さんの姿に、言いようのない違和感を覚えながらも、きっともう少しの辛抱だと自分に言い聞かせるのでしょう。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi

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