私は夫の「家族」にはなれなかった


離婚条件の話し合いで、親権と今住んでいる家と、養育費として正志の退職金と家の預貯金を私が受け取ることを条件として提示した私。正志はその条件をすべてのむ代わりに、私から聡子さんに連絡をすることがないようにしてほしいと言いました。そして、これからもリマに会いたいと言う義両親に、祖父母には面会交流権がないと兄が伝えると、「俺から金をむしり取って、おやじとお袋にもこの仕打ちかよ」とまるで私が薄情者かのように言い放ったのです。そもそもこうなったのは正志が原因なのに・・。
自分の身勝手さを棚に上げて私に刺々しい言葉を投げかけてくる正志には終始腹が立ちましたが、話し合いは何とか終了。実家に行くと、張り詰めていた緊張が解けどっと疲れが押し寄せてきました。「お母さ~ん疲れた・・」とフラフラの状態で部屋に入ると、「理恵、お疲れ様。大丈夫・・?」と心配そうにお母さんが聞いてきました。

「うん・・。もちろん悲しい気持ちもあるけど大丈夫!」私は強がりでもなんでもなく、素直にそう答えました。

父は「いつでも帰ってきていいんだからな。理恵とリマぐらい父さんが面倒みてやる」と笑顔で言ってくれ「ありがとう。でも、私も親としてきちんと仕事を始めるよ」と言うと、兄も「俺、仕事のツテ探してみるから」と言ってくれました。離婚条件の話し合いのときもお父さんとお兄ちゃんがいてくれて本当に心強かったけれど、こうやって私のために色々と考えてくれるのは本当にありがたいです。

「ありがとう・・。今回の件で、家族のあたたかさが改めて分かった。本当にみんなありがとね・・」私が改めてみんなに感謝を伝えると、「ママー、これからがんばろうね!ママがお仕事するならリマもおうちのお手伝いがんばるから!」とリマが言ってくれました。

「リマ・・」リマの心強い言葉に涙ぐんでいると、なぜか私よりもお父さんが感動していて「リマはなんて良い子なんだ!」と号泣していました。

感動のあまりリマを抱きしめたお父さん。リマは「じいじ~くるしい~」と言いながらも嬉しそうで、そんな2人を見てみんなが笑顔になりました。

本当に家族ってあったかい・・。家族の温かさをしみじみと感じつつ、私は正志にとっての「家族」になれなかったんだな・・という思いが浮かんで胸がチクリとしました。
理恵さんのことを心から心配してくれる実家の家族。結婚して理恵さんの「家族」になったはずの正志さんでしたが、正志さんが心から心配するのは理恵さんではなく聡子さんだったのですね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi
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正志は、初恋の相手を過剰に美化して、理想と現実の落差に打ちのめされるのでは?
そもそも、離婚理由が夫側のDVと言うのも怪しい。
また、バツイチ、無職、財産なしの中年男を再婚相手に選ぶ女性がいるとも思えない。
さてこれから「ざまぁ」な展開が待っているのか?
大企業の肩書なくして、総一郎に受け入れられると思わないし、
あっても聡子との結婚ではなく、総一郎のパシリだろうねw