行儀が悪いと痛い目に遭うと知らしめた

「ふみちゃん、意地悪したでしょ」母に疑いの眼差しを向けられたふみのは、「え~?予定外の参加者を受け入れただけだよ?」と、とぼけたように返しました。状況がうまく飲み込めない私は「ふみちゃんが意地悪したって、どういうこと?」と戸惑います。
すると、ふみのはニヤリと不敵な笑みを浮かべて「お行儀悪いと痛い目に遭うよって教えてあげたの!」と言いました。それを聞いた母は「あんまりいい趣味じゃないわねぇ」と、呆れたようにため息をつきます。2人の言葉を聞いた私は、レストランで狼狽えていた智美さんの姿を思い出しました。

「あれって、智美さんが困るようにわざとだったの?」と私が聞くと、ふみのは口角を上げて「慌てるだろうなとは思ってたんだ~レストランとか来たことなさそうだったし?」と、どこか楽しそうに言いました。それを聞いた母は「すごく狼狽えてたわよ・・・格好も」とたしなめますが、ふみのは気にすることなく「そこはカジュアルレストランだからいいかな~って!」と上機嫌で返します。

「ま、効果ありすぎてびっくりしたけどね、でもルール違反してんのはあっちだし、いつまでも引っ付かれてもお姉ちゃん困るじゃん」そう言って、ふみのはコーヒーを口にします。またしても、私はふみのに助けられました。はっきり言えない自分が情けなくなり、「ごめんね、ふみちゃん」と謝ると、彼女は「全然!ママ以外はあの場にいた全員、私のこと優しい花嫁の妹って思ってるだろうし」と笑いました。

ふみのはウインクしながら、「これであちらのご両親も大事にしてくれるでしょ」と言いました。ふみののこういう計算高いところは母譲り。ですが、これまでに何度もその一面に助けられてきたのも事実です。私はあらためて、ふみのに「ありがとう」と感謝を伝えました。

ふみのの思惑通りか、その後、智美さんから私に連絡が来ることはありませんでした。レストランでの一件で、自分は場違いだと感じたのか、それとも私たちの間に入り込めないと悟ったのか、理由は分かりません。けれど正直、これ以上関わらなくていいと思うと心が軽くなりました。そして、気づけば結婚式までいよいよあと2ヶ月となりました。
智美さんに、置かれている環境の違いをはっきり示したふみのさん。今回の出来事がよほど堪えたのか、その後、智美さんからの連絡は途絶えたようでひとまず安心ですね。それにしても、レストランにきちんと行った経験すらなかったという話を聞くと、智美さんの置かれてきた環境を思わずにはいられません。問題行動は許されませんが、その境遇にはどうしても同情してしまいます。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:みつけまま
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自分だったら修吾との結婚はナシ。
今は智美という共通の敵として結束固めているけど、結婚して若い時期の愛だなんだという時期がすぎて結婚は家族をつくるという現実的な部分が見えてきた時、その重みがわかる日がくる気がして。
修吾が実家や両親を捨てようが、物理的にでなく心理的に智美の存在があやのの根底に常に残りそう。
夫婦で譲れない衝突(たとえば子供のことなど)があった時、そういえば智美さんの騒動の時もこうだった、ああだったと絶対考えてしまい不信感持ってしまいそうだから。
諸悪の根元は義母。
「娘が欲しかった」とか言って長年、不憫な隣家の娘の面倒見続け、甘やかした。
情がうつりすぎて、マナーや常識なんて二の次。
そんなのに巻き込まれる花嫁が気の毒でならない。