[11]夫の幼馴染|スマホも持っていなければ働いたこともない。浮き彫りになる幼馴染の歪んだ家庭環境

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前回のお話

4年間付き合った修吾さんにプロポーズされ、結婚の挨拶で義実家を初めて訪れたあやのさん。ご両親に優しく迎えられホッとするもリビングには見知らぬ女性、修吾さんの幼馴染の智美さんの姿が。家族同然といった態度で結婚報告にも同席する智美さんが修吾さんにじゃれつくのを見てあやのさんはモヤモヤ。帰宅後、妹ふみのさんに「来週の両家顔合わせにその人も来たらどうするの?」と心配され、その予感は的中!厳粛な気持ちでやりとりが始まるも、突然智美さんが吹き出して雰囲気は台無し。食事にも文句を言い出して結婚の挨拶だけでなく顔合わせまで滅茶苦茶にされ智美さんに怒りを覚えるあやのさん。その後、智美さんを警戒するふみのさんと智美さんの境遇を気遣う両親、家族での話し合いの中で「最強の小姑がいるお家かも」と母に言われ「絶対やだ!」とあやのさんは強く思うのでした。そして翌朝。ふみのさんに叩き起こされたあやのさんを待ち構えていた智美さんは、ハワイで結婚式を挙げることに口を出したうえ、結婚後に地元に帰らないことを強く非難します。あやのさんが困っていると、それを見ていたふみのさんが「小姑気取り?私たちにとってあなたはただの他人だし距離感大丈夫?」と怒りをあらわにしました。

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幼馴染の狙いは『妾にしてもらうこと』

ハワイでの挙式のことも、結婚後に地元へ戻らないことにも、智美さんは小姑気取りで口出ししてきます。私が言い返せずにいると、妹のふみのが堪えきれない様子で、「私たちにとってあなたはただの他人なんですけど?」と怒りをあらわにして詰め寄りました。

智美さんは一瞬うろたえるも「わ、私は修吾とは家族みたいなもんだからねっ!ちゃんと関係あるのよ」と得意げに言いました。ところが、ふみのから「修吾さんは7年前に大学進学のために地元出てるじゃん、修吾さんのアパート知ってる?行ったことあんの?」と核心を突かれると、ぎくりとした表情で「そ・・・それは」と気まずそうに言葉を濁しました。

「ないでしょ?それ仲良しでも特別でもなくて、ただ昔近所に住んでただけ、修吾さんのSNSのIDだってどうせ知らないでしょ」ふみのがそう言うと、智美さんは気まずそうに視線をそらして「・・・知らないよ、スマホ持ってないし」と小さな声でつぶやきました。

智美さんの一言に、私たちはポカンと口を開けたまま固まってしまいました。今どきスマホを持っていない?デジタルが当たり前の令和の時代に、私と歳も大して変わらない女の子が?すると智美さんは視線を伏せながら「・・・そういうのは女は持つ必要ないって、お父さんが」と、おずおずとした様子で言いました。

するとふみのが、「と、智美さん修吾さんより年上でしょ?お父さんがってマジ?お金ないの?てか働いてないの?」と矢継ぎ早に質問します。智美さんはさっきまでの勢いが嘘だったかのように大人しくなり「お父さんが女は外に出て働くもんじゃないって、それに私はおばあちゃんのお世話もあったし・・・」と消え入りそうな声で話し始めました。

「私は地味で取り柄もないし、修吾のお嫁さんにはなれないだろうから、本妻を大事にして妾にでもしてもらえって言われてて・・・」智美さんは、小さな声でそう打ち明けました。あまりにも衝撃的な言葉に、私とふみのは一瞬フリーズ。め、妾って・・・今、さらっとすごいこと言ったよね!?

このデジタル時代に、スマホを持っていない智美さん。あやのさんと歳もさほど変わらないのに、これまで一度も働いたことがないと言います。どうやら実の父親から「女とはそういうものだ」と教え込まれて育ってきたようですね。これまで目にしてきた智美さんの非常識な言動は、もしかすると歪んだ家庭環境が影響していたのかもしれません。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:みつけまま

最新のコメント
  • ささ美 より

    匿名さんと同じ感想
    いつの時代の話?というか、智美さんがどっかズレてるのは家庭環境と父親のせいだったけど、そんな状況を受け入れている修吾さん一家含め地域全体が常軌を逸しているとしか思えない。
    主人公は破談にしたほうがいいよ。
    修吾さん今はしばらく外に出てたから普通の価値観になってるけど、歳とったら元々の地元の感覚にもどるかもしれないし。
    しかし普通の人が主人公の妹だけしか出てこないって・・・。

  • もも より

    智美の父親はタイムスリップしてきたの?
    それとも、智美の製造元だけあって知能がアレな人なの?

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