食い尽くし系夫[8]好きな分は好きなだけ食べていた過去

学さんが「母さんーマヨネーズある?」とお義母さんに聞くと「はいはい、ちょっと待っててね」とマヨネーズを取りに席を立ちました。

1人でどんどん食べてしまう学さんに奈々子さんが「ちょっと、学・・・1人でそんなに食べたらお義母さんの分なくなっちゃうよ」と注意しました。

するとマヨネーズを取って帰ってきたお義母さんが「あ、大丈夫よ!キッチンの方にまだまだ沢山あるから。1人じゃ食べきれないから良かったら残った分持って帰って?」と言いました。
それを聞いた学さんは「さすが、母さん」と目を輝かせます。

「母さんは、昔から大量に作るよな」と学さんは昔話を始めました。
お義母さんは少し恥ずかしそうに「仕方ないじゃない・・・毎食準備なんかできなかったから、とりあえず大量に作って食卓においてたのよね」と言いました。
学さんは懐かしそうに「そうそう、何日も同じもの食ってた・・・」

「唐揚げ・カレー・おでん・牛丼・煮物が数日ずつ、ルーティンでまわってたし。全部好きだけどさ~」と言いました。奈々子さんはその話を聞いて「そうか、これが根本かもしれない!!」と学さんが好きな時に好きなだけ食べる理由が分かった気がしました。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi