[23完]意地汚さを理解し改めた夫への嬉しさと自分の言葉は響かなかったモヤり。食い尽くし系夫|ママ広場マンガ

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前回のお話

ハルトさんは学さんに「昨日はすみませんでした!」と素直に謝りました。それを聞いた学さんは「気づいたハルトは偉い。すぐに一歩前進できる。誇っていいと思う」と先輩風を吹かせます。優しい言葉をかけてもらったハルトさんは「気遣いができる人間になります!」とやる気に満ち溢れ「やばいのは俺だ・・!」と内心焦る学さんなのでした。

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食い尽くし系夫[23完]妻に今までの出来事を謝罪

学さんは帰宅後すぐ「あ、あのさ奈々子・・」と奈々子さんに声を掛けました。

学さんは大きな声で「今まで本当にごめん!」と謝りました。

突然のことに「へっ?」とビックリする奈々子さん。

その後、学さんは今日会社で起こったことを奈々子さんに話したのでした。

「俺、本当に幼稚だった・・ごめん」と謝る学さん。

「奈々子は、いつも言ってくれてたのに、ハルトが言われているのを見るまで、俺全然理解できてなかった」そう語る学さんに奈々子さんは・・・

「私が何度言っても通じないから、本当に悲しかったよ・・。でも、気づいてくれてよかった」
と笑顔で答えました。


学さんが「これからは、言われたことをちゃんと考えるから・・。これからもよろしくお願いします」と言うと奈々子さんは「・・・厳しくいくからね」と答えました。

「はい!」と学さんが返事をするとドアが開きました。

ガチャッ
「パパおかえり~」「ただいま、りく!」

パパの声に気付いたのか嬉しそうにやってきたりくくん。

そんな2人のやり取りを見ながら奈々子さんは・・・

「会社の出来事で学が急に変わったのはうれしかったけど・・自分の言葉では通じなかったところにちょっとモヤモヤが残ってる・・・でも、身近にいるからこそ、お互い甘えが出たりして、うまく伝わらないこともあるのかな」とそんな風に思っていました。

奈々子さんは「みんな揃ったし、ご飯にしよっか」と学さんとりくくんに声を掛けます。
2人は「は~い!」と返事をしました。

「夫婦といっても元は他人。」

「育ってきた環境や、価値観は違うけど、ぶつかりながらでも少しずつ合わせていけるといいな・・・」と奈々子さんは心の中で思ったのでした。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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