[8]初恋こじらせ夫|我が子を放って他人の子とドライブ。妻が責めると過剰反応

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前回のお話

理恵さんは夫正志さんと娘リマちゃんの3人家族で暮らし。正志さんが20年ぶりに地元の同窓会に行ってから毎週に地元に帰るようになりました。てっきり義実家に寝泊まりしているのだと思っていた理恵さんでしたが義母からの電話で帰ってないことを知りました。理恵さんは正志さんの浮気を疑い、正志さんの帰宅後ストレートに「嘘をついて誰とどこに行ってるの?」聞いてみることにしました。正志さんは少し動揺をみせた後「今日は聡子と航くんとドライブに・・・」と白状しました。理恵さんは聞いたことがない「航くん」という人物に疑問を持っていました。

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初恋こじらせ夫[8]「よその子」発言に過剰反応する夫

初めて聞く名前に理恵さんは「航くんって・・・?」と聞きました。

すると正志さんは聡子さんの5歳の息子だと教えてくれました。
理恵さんは「リマを放っておいてよその子と遊んでたの?」と言うと・・・

正志さんは「『よその子』なんて嫌な言い方するなよ。聡子の子だぞ。」と少しイラついた様子を見せました。

理恵さんは明らかに特別扱いしていることに気づき「『聡子の子だぞ』って何それ!」とモヤモヤとした気持ちになりました。

正志さんは「総一郎が『小さい子どもと、どう接したらいいか分からないからついてきてほしい』って言われたんだよ。断れないだろ?」と言うと、理恵さんはすかさず「だからってどうして正志が行くの?裕二さんは?」とつっこみました。
すると正志さんは「スーパーは土日で忙しいし・・・『多田家』を継ぐのは航くんかもしれない。いい関係を築いておくのは大切なんだ」と理恵さんには納得できない理由が返ってきました。

「『いい関係』ってなによ?地主の総一郎さんに頼まれたからってわざわざ正志が行く必要ある?聡子さん自身にも会ったことないのに・・・本当に総一郎さんも一緒だった?」と理恵さんには正志さんの言葉がいい訳にしか聞こえず正志さんの浮気を疑っていました。

これ以上言い合っても答えは変わらないと判断した理恵さんは「・・・だとしても自分の子よりも優先するのはどうかと思う。リマのこと、もう少し考えて!」と正志さんに伝えました。
正志さんも了承し、翌週の終末は約束通り家にいたのですが・・・

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

脚本:船井 秋 編集:ママ広場編集部
作画:dechi

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