[50]初恋こじらせ夫|元夫から届いた手紙は「騙されていた」言い訳と自分勝手な希望を綴った内容だった。

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前回のお話

数時間後、お母さんから正志さんが帰ったと電話がありました。理恵さんが「えっこんな時間までいたの?」と驚くとお母さんは「うん。理恵の居場所を聞くまで帰らないって言って・・・」と言いました。実家に来た正志さんは理恵さんとリマちゃんに会えるようにお願いしたそうでした。なかなか帰らない正志さんをみたお父さんとお母さんはお兄さんも呼びなんとか説得したものの正志さんは「手紙を書くので渡してほしい」と泣きながらその場で書いていったのでした。理恵さんはその手紙を送ってもらうことにしました。

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恋こじらせ夫[50]元夫からの手紙

しばらくして、お母さんから送ってもらった正志さんからの手紙が届きました。

「よし!」と気合いを入れる理恵さん。

「理恵へ。俺は聡子や総一郎に騙されていたんだ。ようやく目が覚めたよ。あの時俺はどうかしていたと思う。離れてから2人の大切さがわかった。2人のいない生活がつらい・・・許してくれるなら2人の元に戻りたい。」

「失ってからようやく気づいたんだ。理恵への愛が本物だって。愛してる理恵。やり直そう・・・な?理恵、愛してる。正志より」

そして、リマちゃんの手紙を見ると・・・

「リマへ。パパ、悪い人に騙されていたんだ。騙されていたことにようやく気づいたんだ。リマはパパのことが好きだよな?また一緒に暮らしたいよね・・・会いたいな。リマがパパと暮らしたいって言ってくれたらママは一緒に暮らせるようにしてくれるよ。リマからもママにお願いしてくれないか?パパからの一生のお願いだよ・・・リマ助けて欲しい。パパより。」

手紙を呼んだ理恵さんは「なんだこれ・・・リマのことより自分のお願いじゃん。気持ち悪いんだけど・・・」とゾワッとしたのでした。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

脚本:船井 秋 編集:ママ広場編集部
作画:dechi

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