[49]初恋こじらせ夫|「妻と娘に会いたい」実家で何時間も粘る。泣きながら手紙を書いた夫

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前回のお話

警察に通報された正志さんはその後、裕二さんが迎えに行くことになりました。出来事を知って驚いた理恵さんは、お父さんとお母さんにも一応伝えることにしました。そして翌週、お母さんから「今、正志さんがこっちに来てる。お父さんが対応しているから念のため家から出ないで」というメッセージがきました。理恵さんは「えっ?こわい。なに?どうして」とスマホを見つめたのでした。

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恋こじらせ夫[49]実家に突撃訪問した夫

数時間後、お母さんから正志さんが帰ったと電話がありました。

理恵さんが「えっこんな時間までいたの?」と驚くとお母さんは「うん。理恵の居場所を聞くまで帰らないって言って・・・」と言いました。

実家に突撃訪問した正志さんは何度も理恵さんとリマちゃんに会えるようにお願いしたそうでした。

断ってもなかなか諦めない正志さんに困ってしまったお父さんとお母さんはお兄さんたちも呼んで正志さんを説得しました。

お母さんは「ようやく帰ってくれたけど・・・もしかしたら理恵たちが来るまで見張られるかもってお兄ちゃんに言われてね。」と話しました。

「しばらくこっちに来ないほうがいいと思う」とお母さんが言うと理恵さんは「わかった。色々迷惑かけてごめんね・・・・」と謝りました。

お母さんは言いにくそうに「でね、お父さんが『会わせることはできない』って話したら手紙を書くので渡してほしいって言って・・・泣きながらこの場で書いていったの」と言いました。

「な、泣きながら・・・」と少し引き気味の理恵さんにお母さんは「どうする?読む?読むならそっち送るよ」と言いました。

理恵さんは手紙を送ってもらうことにしました。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

脚本:船井 秋 編集:ママ広場編集部
作画:dechi

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