[43]初恋こじらせ夫|元夫が再婚するはずの女性は妻の誤解を解き愛する家族の元へ。

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前回のお話

聡子さんは「お恥ずかしい話なのですが、兄は頭が良くて都会で成功している橋本さんを利用していたみたいなんです。」と正志さんからお金を支援してもらったりしようとしていたことを話しました。それを聞いた理恵さんは「えっでも、正志はただの会社員ですよ?」と言うと聡子さんは「兄ってそういう人なんです。お恥ずかしい話ですが・・・」と呆れたような顔で言いました。そして聡子さんは「それで・・・あの、突然なんですが・・・夫の海外赴任が決まってついていこうと思うんです。」と言いました。

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初恋こじらせ夫[43]夫のひとりよがりだった。

「姑とも離れられるので・・・『また3人で』と夫からも言われて。」と話す聡子さん。

理恵さんが「そうなんですね」と言うと聡子さんは「・・・はい。それでちゃんと誤解を解きたいと思って・・・本当に色々とご迷惑をおかけしました」と謝りました。

理恵さんは「・・・いえ。聡子さんは何も悪くありません。話してくれてありがとう。家族でお幸せにね」と言い、美沙さんと聡子さんをお見送りしました。

その日の夜、美沙さんと電話した理恵さん。

美沙さんは「・・・聡子の話聞いてビックリしちゃった。」とつぶやきます。

「まさか、正志のひとりよがりだったなんて・・・正志、聡子さんのこと忘れられなかったんだね・・・」と理恵さんが話すと美沙さんは「でも・・・執着してる感じがちょっと・・・」と言いずらそうに話します。

理恵さんは「分かる・・・聡子さんはストーカーまでではなかったって言ってたけど自分と再婚するために離婚したって分かった時相当怖かったと思う・・・」と話しました。

美沙さんも「ね、正志君も総一郎もありえない・・・」と言いました。

「ねぇ、大丈夫だと思うけど・・・・正志君、聡子がいなくなったら『より戻したい』って言ってこないかな。」と美沙さんが心配そうに言いました。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

脚本:船井 秋 編集:ママ広場編集部
作画:dechi

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