[4]夫不在の週末が続く。傷ついた女性の元へ通い詰める初恋こじらせ夫|ママ広場マンガ

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前回のお話

友人の紹介で出会い結婚した妻理恵さんと夫正志さん、娘のリマちゃんが生まれ楽しく過ごしていた所、正志さんが20年振りに同窓会に行くため地元に帰ることに。そこで同級生総一郎さんの妹聡子さんがご主人に暴力を振るわれたことから離婚して帰って来たと聞き、聡子さんを守るために地元のみんなでサポートすることになったと言わrれた理恵さん。結婚前に感じていた田舎の絆の強さを思い出し、正志さんが頻繁に地元に帰ることを快諾したのでした。

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初恋こじらせ夫[4]また帰るの?同級生の妹を心配しすぎる夫がいない週末

「夫からの暴力なんて・・怖いだろうし大変だろうな。ましてや小さい子どももいたら・・かわいそう」理恵さんは、会ったこともない『聡子』という女性に、同じ母親として同情すらしていたのでした。

それから2ケ月後の週末のこと。
「じゃあ、日曜の夜には戻るから」そう言ってでかけようとする正志さんに、「え、今週も?」そう言って驚く理恵さん。すると、
「傷ついた聡子をほっておけないだろう。みんなが集まってるのに、俺だけ行かないわけにもいかないし・・」と言いました。

「わかった、いってらっしゃい・・」理恵さんが、正志さんの言葉に反発することもなく頷くと、「いってきます」そう言って正志さんは出かけていきました。
「パパ、またおばあちゃんち行っちゃったの?」

リマちゃんは理恵さんにたずねた後で、
「ここんとこ毎週じゃん。どうしたのかな」と心配するミカちゃんに、
「なんか、お友達と約束しているみたい」理恵さんが答えると、
「え~っ!今度こそは、動物園に連れてって欲しかったのに。パンダ見に行きたい!」
そう言って残念がるリマちゃんに、「ごめんね?ママと2人で行こっか」と理恵さんが切り出し、
「うん!」リマちゃんは大喜びでした。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

脚本:船井 秋 編集:ママ広場編集部
作画:dechi

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