初恋こじらせ夫[39]毎週来るようになった恐怖


「ですが、同窓会以降週末ごとに橋本さんが家に来るようになりました。兄に呼ばれて新しい会社について話したりしていたそうです。」

「そのうち、兄と一緒に息子の航を遊びに連れて行ってくれるようになりました。でも・・・」

「当たり前のように実家に来て航の父親のようにふるまったりするので少し怖くなってしまって・・・それに兄も、橋本さんを私の夫のように扱い出して再婚をほのめかすようになって」

「正志にだったら聡子を任せられるよ!」と総一郎さんが正志さんに言っているところを陰から聞いていた聡子さん。

「橋本さんとはいつも挨拶程度しか話していないのに・・・私、怖くなって・・・家の中ではなるべく会わないように橋本さんを避けて過ごしていました。しばらくして、兄から橋本さんが離婚したと聞きました。橋本さんと裕二君が仲が良いことは知っていたので事情を知っていそうな美沙に急いで連絡をしました。」と聡子さんは話しました。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
脚本:船井 秋 編集:ママ広場編集部
作画:dechi