もうこりごり。夫には何を言っても無駄だと悟った。

離婚を切り出してきたナズナさんがまだ自分のことを好きだと勘違いしているツカサさんは「離婚したくないってお願いするなら許してもいい」と上から目線の勘違い発言。ナズナさんが「何言ってんの?」と一蹴し「今お義母さんが手伝いに来てくれてるでしょ?」と話題を変えると、「なんで知ってんの?」と驚いていました。
私は「今日の朝、電話があったんだよ。『私が面倒みますから!』って」と、義母から電話があったことを伝えました。

「全然反省もしてないし、お義母さんに任せっぱなしなのに、どうして私が戻ってくると思ったの?何も分かってないじゃん」私は呆れながらツカサに言いました。私はツカサに自分のことは自分でやって欲しいとずっと伝えてきました。自分で何もやらなかったことを私がいなくなって少しは反省したかと思いきや、ツカサは義母に全部やってもらっていたのです。

「何を言っても無駄だと思うし、ぶっちゃけ結婚する前に気づかなかった自分を呪ってるから私」と結婚を後悔していることを伝えると「なんだよその言い方!今なら許してあげるって話しているのに!」とツカサが怒りだしました。

「俺にすぐに相手ができたら戻ってきたいって言っても遅いよ?わかってる?」とまだ言い続けるツカサに「いや・・戻って来たいなんて言わないよ。もうこりごりなんだってば」と言って私は立ち上がりました。

私はツカサを席に残して出口に向かって歩き始めました。「ちょ・・待てよ!なぁ、今なら許してやるってば!」と後ろでツカサが叫んでいましたが、私は振り向きませんでした。話の通じないツカサにうんざりして溜息をつきながら足早にレジに向かい、さっさとお会計を済ませてお店を出ました。
どれだけ言っても自分の身の回りのことを自分でしないツカサさんに嫌気がさして離婚を切り出し実家に帰ったナズナさん。そんな状況にも関わらず、ツカサさんはナズナさんがいない間も反省することなく母親に身の回りのことをやってもらっていました。もう何も言っても無駄だと呆れたナズナさんは、「戻りたいって言っても遅いよ?今なら許してやるってば!」と勘違い発言を繰り返すツカサさんを残してうんざりしながらお店を出て行きました。
最後の最後まで自分の方が優位に立っていると思っていたツカサさん。反省もなく変わる気もないツカサさんのところにナズナさんが戻りたいと思うはずがありませんよね。
※本コンテンツ内の画像の一部は、生成AI(Adobe Firefly)を利用して作成しています。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:YUKA
3人の子持ちのイラストレーターです。教員免許あり
育児理論を分かりやすくして漫画にしています。
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