さよーなら。お金しか見ていない元夫をブロックしておしまい。

強気に出るために出した離婚届で本当に離婚されてしまい、遺産も同居新居の計画も水の泡となり狼狽するナオヤ。「相談もせず、何やってんだよ。お前・・・」とまた何か言いかけましたが、「お前なんて呼ばれる筋合いはありませーん。さよーなら!」もう未練のかけらもない元夫に別れを告げた私は、「待て、しの・・・」必死に繋ぎとめようとする言葉を遮ってブチッと電話を切ると、サッサとブロックしてしまいました。

これで完璧!スッキリしたー!「無事、終わったね~」と言ってくれるミホとハイタッチで喜びました。

ナオヤは相当慌ててるだろうな。あの家族のことだから、新築の家が建てられないと分かったとたんにナオヤはめっちゃ責められるんだろうな。「想像すると笑える」とミホ。

ミホに、今まで私たちが夫婦で住んでいたマンションのことを聞かれましたが、もう私は戻る気もないし。ナオヤさんが住むとすると、あのマンションは家賃が高いから1人じゃしんどいと思う。「実家に戻ることになるんじゃない?実家大好きみたいだしい、ちょうどいいよ。」と、サラリと答える私にはもうどうでもいいことです。

私は、母とリラと一緒に住むために、いいマンションを既に見つけていました。お父さんとの思い出が詰まった家を売るのは切なかったけれど・・・でも大きな家に3人では広すぎるし、新しいマンションでこれから母と一緒に平和に過ごせていけそうです。
慌てふためいて再婚の話までしだしたナオヤさん。遺産は入らない、家は建てられないと家族に伝え辛いのでしょうね。でも、そもそも手元にないお金を期待し、シノブさんの気持ちを蔑ろにして勝手に計画していたことですから、仕方がないですよね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。
![ママ広場 [mamahiroba]](https://mamahiroba.com/wp-content/themes/mamahiroba-2024/images/common/logo.webp)

