「早く決心しないから父さんたちがそっちに行った」夫も知っていた

ミホとミホのお母さんから連絡があり、慌ててミホの家に戻ると、そこにはお母さんも連れて来てくれていて、実家で起こった様子を動画で見せてもらいました。そこにはナオヤ以外の3人が来ていて、ミホのお母さんが、警察に通報してくれたおかげでいなくなったと聞いた私は、すかさずナオヤに「明日、話があるから」と電話しました。
そして自宅へ。
「ナオヤ、いるの?」と真っ暗な部屋の中で、電気を点けながらそう言うと、奥から黒い影が。

ナオヤが出てくると、「ようやく決心したんでしょ?」と言われ、「なにが?」と聞き返すと、「早く決心しないから、父さんたちがそっちまで行ったんだろう?」と笑顔で言い出し、

「それで、すぐにでも業者呼ぼうと思うんだけど?新しい家を建てて、みんなを喜ばせたいんだ」とウキウキしながらハウスカタログを取り出すナオヤに呆れ、「家を建てる気も、同居する気もないよ」と言うと、

「はぁ、シノブはいつになったら大人になって、嫁ぐということを理解できるんだ?こっちもいい加減我慢の限界だよ。これは出したくなかったけど・・」そう言って1枚の紙切れを取り出すと、

離婚届をチラつかせるナオヤに、「ナオヤ・・本気なの?」とたずねると、「シノブがいつまでも変わらないなら、こういうことも考えてしまうよ・・」と残念そうに呟くのでした。
翌日、ナオヤさんと話し合いをするために自宅へ帰ったシノブさん。奥から出て来たナオヤさんに「ようやく決心したんでしょ」と義家族が押しかけたことも承知の様子。「家を建てる気も同居する気もないよ」とハッキリ言うシノブさんに我慢の限界と離婚届を取り出したナオヤさん。「本気なの・・?」シノブさんに聞かれ、呆れたように答える姿、こっちが呆れてしまいますよね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。
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おお、夫の氏名が記載済みの離婚届!
これはありがたいですね。