一人で頑張りすぎる娘に母は戻って来ても大丈夫と伝えた。義父の訪問など夢にも思っていない育児なめすぎ夫［９７］｜くまおのマンガ堂

2024-09-07

くまお

前回のお話
ワンオペ育児のストレスで倒れてしまった妻のかおりさん。病院に駆けつけた両親は、かおりさんがワンオペ育児になった理由が夫のいちろうさんにあると知り愕然とします。かおりさんが大丈夫そうだと確認したお父さんは、営んでいる食堂に戻ると言って出て行きました。そんなお父さんをちょっと冷たいとかおりさんが感じていると、「お父さんが向かったのはきっとお店じゃないわよ」と、お母さんはお父さんの本当の行き先を察している様子でした。

夫が育児をなめくさってる件［９７］

「お父さんそっけなく見えるけど、かおりのこと本当に心配してるのよ。今も毎日お店に立つ一番の理由はね、万が一あんたがこはるを連れて戻って来てもなんとかなるようになの」と、お父さんが今も食堂を続けている理由はかおりさんとこはるちゃんのためだと教えてくれました。

そして、「こはるを産んだばかりで気を張って無理しちゃうのも分かるわ。だけど倒れたら元も子もないわよ。辛い時は遠慮なく甘えなさい」と優しくかおりさんに言ってくれました。

「あんたはこはるの母親だけど、私たちにとってはいつまでも大切な娘なんだから」温かく包み込むような眼差しでかおりさんを見つめながらそう言ったお母さんの言葉に、かおりさんは「うん・・・！」と涙ぐみます。

その頃。お店に戻ると言って病院を後にしたお父さんは、かおりさん達のマンションの前に来ていました。マンションの方を険しい顔つきでじっと見つめるお父さん、何やら思うところがありそうです。
ご両親の深い愛情を改めて感じたかおりさん、さぞ心強かったことでしょう。いちろうさんとこはるちゃんがいるマンションにやってきたお父さんの思惑が気になりますね。