娘が生まれて気が休まる日なんてない。妻の涙の訴えに度肝を抜かれて呆然とする育児なめすぎ夫[83]|くまおのマンガ堂

前回のお話
会社の後輩白石さんをかばういちろうさんに向かって、「育休中の人間に仕事押し付けてる時点で終わってるっつーの!!」と言い放ったかおりさん、反論できずに黙ってしまういちろうさんに「大体さ、今の家にそんなことしてる余裕あると思ってんの!?」いちろうさんに詰め寄ると、「僕の育児だって随分できるようになっただろ!?かおりも認めてくれたじゃないか!!前みたいにイライラしなくなってるし、十分うまく回ってるよ!」と答えました。それを聞いたかおりさんは「はぁ~・・ほんと呆れる。ちょっとこはるの世話できるようになったくらいの人にそんなこと言われたくない!!ギリギリよ!!私がどれだけ無理してるか考えたことある!?」目に涙をためてかおりさんが言いました。

夫が育児をなめくさってる件[83]


「ギリギリよ!ギリギリ!!私がどれだけ無理してるか考えたことある!?」そう言って目に涙を浮かべるかおりさん、「こはるが生まれてから今日まで、気が休まる日なんて1日もなかった・・。あなたはこはるが寝てる時、ちゃんと息してるか心配で、何度も確認しちゃう気持ちがわかる!?」といちろうさんに言いました。

「自分の体力も限界で、今にも倒れそうになりながら、上手く飲めずに泣きじゃくるこはるに、おっぱいをあげ続ける気持ちがわかる!?私たちがやってるのは、おままごとじゃない!!ゲームじゃない!!」かおりさんは涙ながらに続けます。

「育児なんだよ!!大切なこはるの命を扱ってるんだよ!!」かおりさんの言葉に返す言葉がないいちろうさん、「家がうまく回ってるって何!?もし私が倒れたら?こはるが高熱を出したら?そういう事少しも考えないの!?必死に話し続けるかおりさん。

「うぅ・・」涙を流して訴えるかおりさんに「かおり・・」と声をかけたいちろうさんは、どうしたらいいのかわかりませんでした。

「僕の育児だって十分できるようになっただろ?今だって十分うまく回ってるよ!」と話すいちろうさんに、「私がどれだけ無理してるか考えたことある!?」そう言って目に涙を浮かべるかおりさん、「こはるが生まれてから今日まで、気が休まる日なんて1日もなかった・・。あなたはこはるが寝てる時、ちゃんと息してるか心配で、何度も確認しちゃう気持ちがわかる!?」「私たちがしているのはゲームじゃない!大切なこはるの命を預かってるんだよ!!」涙を流して真剣に語るかおりさんに、いちろうさんはどうしていいかわからず何も言えなくなってしまいました。
こはるちゃんの誕生を通して、命の大切さや重さと真剣に向き合っているかおりさんの言葉、いちろうさんが勢いで軽はずみに答えられる訳はありませんよね。

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※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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