会社の後輩からの無茶ぶりを「なんとかなる」と引き受け、育児も仕事もこなす自分に酔いしれる育児なめすぎ夫[72]|くまおのマンガ堂

前回のお話
会社の後輩白石さんに相談を持ちかけられた育休中の夫いちろうさん。カッコいい、イクメンとおだてられ上機嫌のいちろうさんが聞いたのは、白石さんが任されたプレゼン資料作成を代わりにやってほしいというとんでもないお願いでした。「頼りになるのは先輩しかいない」と涙ながらに言われたいちろうさんは「プレゼンの資料作成ってかなり面倒だけどなぁ」と思いながらもすぐに断れません。

夫が育児をなめくさってる件[72]


「・・・まぁ、なんとかなるか」妻のかおりさんとともに家事育児で手一杯なはずのいちろうさんですが、3日間のワンオペ育児をやり遂げかおりさんからの信頼を取り戻したいちろうさんはこのとき少し調子に乗っていました。

「つまり、今の我が家には余裕があるってことだ!!」この先もずっと続く家事育児のたった3日間を担っただけで余裕ができたと捉えてしまったいちろうさん。「育児も仕事もバリバリこなすなんてまさにスーパーイクメン!!師匠(佐山さん)を超えるときが来た!!」と謎のやる気が湧いてきます。

「わかったよ白石ちゃん。僕にまかせて!」とプレゼン資料作成を引き受けてしまういちろうさん。「!本当ですかぁ!?」と白石さんは大喜び。「ありがとうございますぅ!じゃあコレ資料が入ったUSBですぅ」と用意周到な白石さんにUSBを手渡され、「うん、今週中にはまとめとくね」といちろうさんが言うと「え~早~い、すごぉい」としっかり褒めることを忘れない白石さん。

このときのことを後に「完全に調子に乗っていた」と振り返るいちろうさん。このとき資料作成を引き受けてしまったことが、後でとんでもない事態を招くことになるとは夢にも思っていませんでした。

後輩白石さんからのとんでもないお願いを「なんとかなるか」と引き受けてしまったいちろうさん。いちろうさんの楽観的ですぐに調子に乗ってしまうところは長所でもありますが短所でもありますね。困っている白石さんを放っておけないという気持ちはもちろん本当だと思いますが、頼られて嬉しい、良いところを見せたいという気持ちがちょっぴりありそうないちろうさんですね。

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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