前回のお話
娘のこはるちゃんをお風呂に入れることになった夫のいちろうさん、一人でもお風呂に入れられるよう、妻のかおりさんに教えてもらいます。ベビーバスでこはるちゃんを一時待機している間に自分自身の髪と身体を洗い、いざこはるちゃんの身体を洗うことに。ベビーバスに寝かせたまま、こはるちゃんが溺れないよう気をつけて、お湯を溜めるいちろうさん、「身体には沐浴布を掛けるとこはるが安心するから。そしてガーゼを使って洗ってね」かおりさんの細やかなアドバイスで順調に身体を洗いながら、「僕がこはるを洗っている間にさぁ・・僕のほっぺに乳液塗ってくんない？」と、どこまでいっても自分自身のことが気になるいちろうさんに、「やだよ！！まだ言ってんの！？」とかおりさんは呆れて言い返しました。
夫が育児をなめくさってる件［６２］
かおりさんに渡された全身用泡ソープを使い、こはるちゃんの髪を洗ういちろうさん、「赤ちゃんって、結構皮脂が多いから、丁寧に洗ってあげてね」かおりさんのアドバイスに「ほ～い」と返事をしながら優しく洗います。
「特に耳の裏とか首の辺り、脇とか鼠径部はしっかりお願いね」細かく丁寧に洗う場所についてもいちろうさんに伝えるかおりさん、その言葉に従いながらいちろうさんがこはるちゃんを洗っていると、「にこっ」と気持ちよさそうにこはるちゃんが笑顔を浮かべました。
「あはっ！笑った！そうか、気持ちいいか～」とうれしくなるいちろうさんは「僕の洗い方、好きだって」とうれしそうにかおりさんに伝えます。「ふふっ、よかったね」いちろうさんの言葉にかおりさんも笑顔で答えました。
そして「なんだかんだ言いながらも、ちゃんとこなしてるのよね・・」と心の中で呟くかおりさんは「この人、育児をなめくさってるだけで、実は育児に向いてるのかも・・？」いちろうさんがこはるちゃんを洗う姿を見つめながら、そんなことを考えていました。
全身用泡ソープを使って、こはるちゃんの髪を丁寧に洗ういちろうさんにかおりさんが「赤ちゃんって結構皮脂が多いから丁寧に洗ってあげてね」とアドバイスしました。「ほ～い」と返事をしつつ洗い続けるいちろうさんに「特に耳の裏とか首の辺り、脇とか鼠径部はしっかりお願いね」と細かく洗うポイントを伝えるかおりさん、いちろうさんはその言葉に沿ってこはるちゃんの身体を洗いました。すると「にこっ」と笑顔を見せるこはるちゃん！「あはっ！笑った！そうか気持ちいいか～！」思わずうれしくなって笑顔を見せるいちろうさんの姿を見ながら、「なんだかんだ言いながらもちゃんとこなしてるのよね・・。この人、育児をなめくさってるだけで実は育児に向いてるのかも・・？」と、かおりさんは心の中で呟きました。
こはるちゃんの笑顔！思わずうれしくなってしまいますよね。かおりさんの言う通り、確かにいちろうさんはしっかりこなしていると思います！
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
［作者］くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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