隣の席でテキパキ準備してミルクをあげるイクメンパパにライバル心が炸裂する育児なめすぎ夫[49]|くまおのマンガ堂

前回のお話
公園のベンチで娘のこはるちゃんと座っていた夫のいちろうさん、どこからかボールが転がって来て、それを追いかけて男の子が一人、「あ!」とこはるちゃんに気づいて「赤ちゃんだ~!かわいい!」と声を掛けました。「こはるっていうんだ。よろしくね」と返事をするいちろうさん、男の子は「うん!僕はたくちゃん!」と名前を教えてくれました。そこに「こらこら!」とやって来たベビーカーを押した男性の姿が。「お邪魔しちゃダメだよ、たく」と言う男性は、たくちゃんのパパと妹のさくらちゃんでした。そして、もっと遊びたい!と言うたくちゃんに「ミルクをあげなきゃいけないから、ちょっと一人で遊んでてくれる?」そう声を掛けたたくちゃんのパパは、「すみません、お隣よろしいでしょうか?」といちろうさんに言い、いちろうさんは「どうぞどうぞ」と返事をしました。

夫が育児をなめくさってる件[49]


たくちゃんの妹さくらちゃんにミルクをあげると言い、いちろうさんの隣に座ったたくちゃんのパパ、ミルクの準備を手早く行う様子を「ほう・・」いちろうさんはじっと見ていました。

「なかなかやるな、お主!」テキパキと完璧に準備を整えて、さくらちゃんにミルクをああげるたくちゃんのパパに感心するいちろうさんは「僕ほどじゃないけどね」と心の中で呟きました。すると「ふぎぃ」と声がしました。「ん?」声の主はこはるちゃんでした。

「こはるもミルクの時間だな。よしきた!」といちろうさん、「ちゃんと用意してあるぞ~(かおりが)」「今あげるからね~」そう言いながらこはるちゃんにミルクをあげる準備をしました。

「え!?ミルク入ってないじゃん!!お湯と水だけ!?かおりの奴ミスったな!?」と驚くいちろうさん、そして、[ミルク]と書かれた袋を見つけたいちろうさんは「なんだこりゃ!?」と首を傾げました。

公園のベンチで「お隣よろしいでしょうか?」とたずねられたいちろうさん、ボールで遊んでいたたくちゃんのパパが妹のさくらちゃんにミルクをあげる為にベンチにやって来たのでした。「どうぞどうぞ」と答えるいちろうさんの隣で、テキパキとミルクの準備をするたくちゃんのパパ、それを見ながら「ほう・・なかなかやるなお主!」と感心しつつ「僕ほどじゃないけどね」と呟きました。すると「ふぎぃ」とこはるちゃんの声が。どうやらこはるちゃんもミルクが欲しいようで、「よしきた!」といちろうさんもミルクの準備を始めました。「ちゃんと用意してあるぞ~(かおりが)。今あげるからね~」と呟きながらバッグの中を見ると、「え!?ミルク入ってないじゃん!!お湯と水だけ!?かおりの奴ミスったな!?」と文句を言ういちろうさんは「なんだこりゃ!?」とミルクと書かれたスティックを見つけて首をひねりました。
たくちゃんのパパさんの手際の良さ!!素晴らしいですね~!「僕ほどじゃない」といういちろうさん、なんだか心配です。

次の話

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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[編集コメント]ママ広場編集部
手際良くミルクの準備をするたくちゃんのパパをじーっと見つめるいちろうさん、パパ同士のミルク対決が始まりそうですね!

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