前回のお話
娘のこはるちゃんを抱っこ紐で抱っこして妻のかおりさんと家族３人で初めてのお散歩に出かけた夫のいちろうさん、途中すれ違った女性に『イクメン』だと言われ、すっかりいい気分に！その後も立ち話で盛り上がる女性といちろうさんを見ながら、かおりさんは「うおぉ～い！！な～にがイクメンじゃあ～！！」と怒りがこみ上げてきました。「まともに育児参加したの昨日の夜からで、何にも知らないのに、子ども抱っこして外出ただけで褒められるんですか～！！」ともう止まりません。「そもそもイクメンって何！？自分の子どもの面倒見るって当たり前じゃん！！それが父親でしょうが！！」と腹が立って仕方がないかおりさん、何とか心を落ち着けようとしていたところ「かおりちゅわ～ん。そろそろ参りますか」とドヤ顔で言ういちろうさんを見て、かおりさんはますます腹が立ちました。
夫が育児をなめくさってる件［４７］
すれ違った女性に「イクメン」だと褒められてご満悦のいちろうさん、ドヤ顔で「そろそろ参りますか」とかおりさんに話しかけ、腹を立てながらも、家族３人で公園に到着しました。「じゃあ、買い物してくるからこはるお願いね」と言うかおりさんに「おまかせあれ」イクメンと言われて上機嫌のいちろうさんは自信満々で答えました。
すると「これ、何かあった時のために、オムツとか着替えとかいろいろ入ってるから」とかおりさんがバッグを差し出し、それを受け取るいちろうさんは「おまかせ・・あれ！」とまだ調子に乗ったまま（汗）かおりさんは「いつまで調子乗ってんだコイツ！！」と心の中でボヤきました。
そしてかおりさんを見送ってからベンチに座ったいちろうさん、「よっこらせっと・・公園なんて久しぶりだなぁ。緑が多くて気持ちいいねぇ、こはる～」とこはるちゃんに話しかけます。
すると、向こうからコロコロ・・とボールが転がってきました。「！」それに気づいたいちろうさんが見ていると、「すいませ～ん！あっ！」少年が走ってこちらに来るのが見えました。
公園に向かう途中ですれ違った女性に「イクメン」だと褒められ上機嫌のいちろうさん、なんとか公園に到着し、かおりさんは買い物に行くことに。「これ何かあった時のために。オムツとか着替えとかいろいろ入ってるから」とバッグを差し出すかおりさんに「おまかせ・・あれ！」と相変わらずのいちろうさん、かおりさんは心の中で「いつまで調子乗ってんだコイツ！！」と呟きました。そしてかおりさんは買い物に行き、いちろうさんがこはるちゃんを抱っこしたままベンチに腰掛けていると、向こうからボールが！すると「すいませ～ん！」と少年が走ってくるのが見えました。
上機嫌のいちろうさん、イクメンと言われて浮かれているのはいいですが、こはるちゃんの身の周りの用意もすべてかおりさんがしていること、忘れないでくださいね！
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
［作者］くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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［編集コメント］ママ広場編集部
娘ちゃんを抱っこして公園でお散歩、妻のお買い物を待つ夫と娘の姿として表向きは理想的なイクメンパパだと思いますが、いや本当調子乗り過ぎです！
