娘のために初めてのミルク。飲んだらすぐに寝るなんてやっぱチョロいとまだまだ育児なめすぎ夫[29]|くまおのマンガ堂

前回のお話
妻のかおりさんに「あなたがこはるに合わせるのよ!」そう教わった夫のいちろうさん、「まずオムツチェック!!こはるはオムツが濡れてたら泣き止まない」「ミルク飲みながら寝るかもしれないし、オムツ交換は必須よ!急いで!」とかおりさんに言われ、オムツ替えの方法を細かく教えてもらいました。慣れない手つきで何とかオムツ交換を終え「ふぅ~・・・終わった」と呟いていると、「はい次、ミルク作って!!」とかおりさんが目の前に立ちはだかっていました。

夫が育児をなめくさってる件[29]


「はい次、ミルク作って!」かおりさんにそう言われたいちろうさんは「おっぱいあげるんじゃないの?」とたずねました。「あなたがあげる時はそうもいかないでしょ」と言った後で「1回のミルク量は140mlよ。」かおりさんはミルクの作り方の説明を始めました。

「母乳を搾乳保存してある時は、湯煎して人肌の温度にしてね(40℃以下のぬるま湯で湯煎すること)」そして、「粉ミルクの場合は、スプーン7杯を目安に作ってね」かおりさんは、いちろうさんに丁寧に教えます。教えてもらいながら、いちろうさんは必死にミルクを作ります。

そして「できたっ!!」と哺乳瓶を差し出すと、「頭と首を腕でしっかり支えてね」こはるちゃんを抱きかかえているいちろうさんに伝えました。

すると「あむっ」哺乳瓶を咥えてミルクを飲みだすこはるちゃんの姿を見たいちろうさん「飲んだ・・!」そう思った途端・・「これでまたすぐに寝るんだろ?やっぱチョロいじゃ~ん!!」と心の中で呟きました。

「次はミルクを作って!」と言われ、動揺するいちろうさん「おっぱいをあげるんじゃないの?」と不思議に思いかおりさんにたずねると「あなたがあげる時はそうもいかないでしょ」と言った後でミルクの作り方の説明を始めました。母乳を搾乳保存した場合、粉ミルクの場合、それぞれの作り方を聞きながら、いちろうさんは必死にミルクを作ります。そして「できたっ!!」と差し出すと、こはるちゃんをそっと抱っこした状態で「頭と首を腕でしっかり支えてね」とかおりさんに教えてもらいながらミルクをあげました。「あむっ!」と哺乳瓶を咥えぐびぐびミルクを飲む姿を見たいちろうさんは、「飲んだ・・!これでまたすぐ寝るんだろ?やっぱチョロいじゃ~ん!!」と心の中で呟きました。
初めてミルクを作って、こはるちゃんにあげたいちろうさん、「飲んだ・・!」という言葉を聞いて感動したのかと思いきや、いちろうさんの育児に対するスタンスが残念すぎます。

次の話

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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[編集コメント]ママ広場編集部
一生懸命ミルクを作り、恐る恐るこはるちゃんを抱っこしながらミルクを飲ませるいちろうさん、父親らしい姿だと思ったのですが、心に芽生えたのは「チョロい」なんですね。

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