真剣に語る妻の言葉を余裕で軽く受け止めとりあえず教わるスタンスの育児なめすぎ夫[26]|くまおのマンガ堂

前回のお話
乳児の娘と授乳中の妻に対して、ドヤ顔で晩酌セットとスナック菓子を差し出す夫のいちろうさんに、「これじゃあ大きな子どもが1人増えただけ・・このままでは私の身が持たない」と思った妻のかおりさんは「3日であなたを育児ができる人間に変える!」と決意、そして「できなかったら実家に帰る」といちろうさんに告げました。ためらういちろうさんに「私が倒れるのも時間の問題なの。そうなったら誰がこはるの面倒みるの?あなた?無理だよね」そう言った後で「これはこはるを守るための決定よ。異論は認めない!!」と力強く宣言しました。

夫が育児をなめくさってる件[26]


「これはこはるを守るための決定よ。異論は認めない!!」そう言われ「・・っ」とたじろぐいちろうさんは驚きながら、「な・・なに?3日で僕を育児が出来る人間に変える!?出来なきゃ実家に帰る!?」と心の中で呟きます。

「え・・!?こはるを守るためとかすごいこと言ってるけど・・そこまでのことぉ?」真剣に話しているかおりさんの気持ちとは裏腹に、いちろうさんは深刻さを感じておらず、「そりゃ、ちょいちょい僕もミスしたけどさ、それは知らなかっただけで、育児が出来ないってことじゃないだろう?」と、いちろうさんは育児に対する甘い考えを払拭することができません。

そして「なんかやっぱり、かおり不安定だなぁ。ホルモンバランスの乱れとかそんな感じ?まぁ、ここは大人しく従っとくか・・」と心の中で呟くいちろうさんは、「わかった。かおりの言う通りにするよ。僕に育児を教えてください」そうかおりさんに言いました。

「よろしくお願いしまっす!!」真剣そうな表情でとう言ったものの、心の中は「余裕のよっちゃんっしょ!」とまだまだお気楽な考えで溢れていました。

こはるちゃんを守るためにと「3日であなたを育児ができる人間に変える!できなかったら実家に帰る!」そう宣言したかおりさん、決意は固く「異論は認めない!!」と力強く宣言しましたが、当のいちろうさんはたじろいだものの「な・・なに?3日で僕を育児が出来る人間に変える!?出来なきゃ実家に帰る!?そこまでの事ぉ!?」と半信半疑の様子。おまけに「かおりは不安定だなぁ。ホルモンバランスの乱れとかそんな感じ?」とかおりさんの気持ちも考えずに決めつけました。でも、最終的に「ここは大人しく従っておくか」とかおりさんの申し出を受け入れることにしたいちろうさんは、「余裕のよっちゃんっしょ!」とお気楽な気持ちのまま「よろしくお願いしまっす!!」と表向きは素直そうにかおりさんに伝えました。
「もしも私が倒れたら、こはるは誰が面倒みるの?」「私がやらなければ!」という思いで、毎日家事や育児に奮闘するかおりさんに共感する声がたくさん聞こえます!「よろしくお願いしまっす!!」とひとまず受け入れたいちろうさんが、かおりさんの思いにしっかり応えてくれることを祈るばかりです。

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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[編集コメント]ママ広場編集部
「僕に育児を教えてください!よろしくお願いしまっす!!」と頭を下げるいちろうさんの心の中を知る限り、モヤモヤが拭えません。

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