前回のお話
寝られない夜の時間を家族で楽しく過ごす方法として、かおりさんには晩酌セット、こはるちゃん用にとスナック菓子を用意したいちろうさんはドヤ顔で差し出しますが、「コイツもう無理・・」と絶句するかおりさんは「生後一か月の乳児がそんなもの食べない!」「授乳中の私はお酒なんか飲めるわけない!!」「何一人時間満喫してるんだよ!!」とやることなすこと空回りないちろうさんへの怒りをぶちまけました。そして「これじゃあ大きな子どもが1人増えただけ・・このままでは私の身が持たない」とかおりさんは決意しました。
夫が育児をなめくさってる件[25]
いちろうさんの空回り行動に恐怖を感じたかおりさんは「・・決めた。3日であなたを育児が出来る人間に変える・・!!」と宣言しました。「基本的なことから、こはるの癖まで、私がこの一か月で学んだこと全て、徹底的に叩き込む!!」凄みながらいちろうさんに伝えました。
すると、「いやぁ、ははっなにもそんな気負わなくても・・もっと気楽に」そう言い掛けたいちろうさんの言葉を遮って「実家に帰るから」とかおりさんが言うと、「へ?」訳がわからないといちろうさんは聞き返しました。すると「3日後にあなたが動けるようになってなかったら帰ります」かおりさんはそう宣言しました。
「今のままじゃ、私が倒れるのも時間の問題なの。そしたら誰がこはるの面倒みるの?あなた?無理だよね」そう言うと、さらに続けて「なら恥を忍んで実家に帰るしかないじゃない。そうなったら、マジであなたはいらないから!!」かおりさんの本気の様子が伝わったのか、いちろうさんはみるみるうちに顔面蒼白に。
そして「これは、こはるを守るための決定よ。異論は認めない!!」相談でも提案でもなく、決定事項としてかおりさんはいちろうさんに伝えました。
「この男を野放しにしていては私の身が持たない!」と危機感を覚えたかおりさんは、考えて考えて「・・決めた」ある決意をしました。そしていちろうさんに「3日であなたを育児が出来る人間に変える・・!」と宣言します。「基本的なことからこはるちゃんの癖までを徹底的に叩き込む!」と言われ「そんなに気負わなくても・・」と怖気づくいちろうさんに「3日後、あなたが動けるようになっていなかったら実家に帰ります」とかおりさんは宣言、これはいちろうさんへの嫌がらせでも何でもなく、「私が倒れたら誰がこはるの面倒みるの?あなた?無理だよね。なら恥を忍んで実家に帰るしかないじゃない。そうなったら、マジであなたはいらないから!!」という、こはるちゃんのことを考えての決意でした。
「これはこはるを守るための決定よ。異論は認めない!!」そうハッキリと力強く伝えるかおりさんには、子どもを守る母親の強さが溢れていますね!
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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[編集コメント]ママ広場編集部
「3日であなたを育児が出来る人間に変える!!」力強くかおりさんは宣言しました。いちろうさんがしっかり受け入れて改心してくれますように!