覚えていてくれた。彼の無謀な行動を諫めるも細やかな気遣いに感動。育児なめすぎ夫[166]|くまおのマンガ堂

前回のお話
いちろうさんの実家である離島を訪れたかおりさん、そこで突然強い風が吹き、帽子を崖の下の海に落としてしまいました。それを見て何の躊躇もなく海に飛び込んだいちろうさん!!水面からなかなか顔を出さない!と心配するかおりさん。その後「おーい!」いちろうさんが水面から呑気に手を振って「はいこれ!」と帽子を差し出す姿に思わず絶句しました。

夫が育児をなめくさってる件[166]


崖の下の海に飛び込んでかおりさんの帽子を拾い「はいこれ!」と差し出すいちろうさんに、かおりさんが「・・・はいこれ・・じゃないよ・・」と呟くと「え?」きょとんとした様子のいちろうさん。

「何考えてんの!!こんな崖から飛び込むなんて信じらんないっ!!危ないところだよ!なんでこんな事するのよ!!」いちろうさんに向って大きな声で叫ぶかおりさん。

すると「なんでって・・」驚いた様子のいちろうさんは「前にかおり・・これが大切な帽子だって話してたから・・」いちろうさんが言いました。

そう言われたかおりさんは「この帽子、亡くなったおばあちゃんがプレゼントしてくれたの。古いけど私の宝物なの」以前、いちろうさんに話したことを思い出し、「えっ・・そんな昔にした話、覚えててくれたんだ・・」と思いました。
かおりさんが大切にしていた帽子だから、と何のためらいもなく海に飛び込んだいちろうさんの行動に、かおりさんの気持ちが動き出しそうですね。

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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