彼が育った島も両親も大好きになった。けれど心がモヤモヤする。育児なめすぎ夫[162]|くまおのマンガ堂

前回のお話
夫いちろうさんと別居し実家でお世話になっているかおりさんは、結婚前の大学生の時に初めて離島にあるいちろうさんの実家に行ったときのことを思い出していました。小さな島で育ったいちろうさんが都会での生活をうまくやれているのか心配するお父さんから「どうかいちろうとこれからも仲良くしてやって下さい」と頭を下げられかおりさんは恐縮してしまいました。

夫が育児をなめくさってる件[162]


かおりさん達は、お父さんの船に乗せてもらったり、綺麗な海で泳いだり、数日間いちろうさんの実家で過ごしました。

滞在中は毎晩島の人たちが集まって来て大騒ぎしてとても賑やかに過ごし、ついに帰る日になりました。

「本当にお世話になりました。ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えたかおりさん。いちろうさんのご両親は「こちらこそとっても楽しかったわ」「また来いよ!」と笑顔で見送ってくれました。

いちろうさんの実家を出たかおりさんは、上機嫌で鼻歌を歌いながら歩くいちろうさんを見ながらこの数日間のことを思い返していました。いちろうさんのご両親も島の人達も、島の自然も料理も大好きになったかおりさんでしたが、なぜか心はモヤモヤしていたのです。

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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