離島育ちの息子の都会生活を心配する彼父から頭を下げられ恐縮。育児なめすぎ夫[161]|くまおのマンガ堂

前回のお話
いちろうさんのご両親との初対面に緊張していたかおりさんは優しそうなお母さんを見てホッとしましたが、怖そうなお父さんを見て再び緊張。しかし、かおりさんが魚好きだとわかるとお父さんの表情がパッと明るくなり「最高の魚!喰わしたる!」と笑顔を見せてくれました。夕食では漁師のお父さんがたくさんの魚料理でもてなしてくれ、あまりの美味しさにかおりさんの緊張も解け、嬉しそうに食べるかおりさんを見てお父さんも上機嫌です。

夫が育児をなめくさってる件[161]


「いちろう、お前大学でうまくやれてんのか?」料理に夢中ないちろうさんにお父さんが声をかけると、「ほひょほん!(もちろん!)ほひゅ~ほひゅ~(余裕余裕)」ともぐもぐしながらいちろうさんが答えます。

「かおりさん、こいつがバカな事した時にゃぁ遠慮なくぶん殴ってくれよ!」とお父さんに冗談を言われたかおりさんは「えっあはは・・・」と苦笑い。さらに「ちゃんとグーでね」とにっこり微笑むお母さんに驚愕してしまいます。

するとお父さんが急に真面目な顔つきになり「ここは人口が少ねぇから、島民みんな親戚みたいなもんでね。いちろうは小せぇ頃からまぁ甘やかされて育っちまったもんだから、都会の人たちに迷惑掛けてねぇか心配でよ・・・」と、小さな島で育ったいちろうさんが都会でうまくやれているのかと心配そうに話します。

そして「かおりさん、どうかいちろうとこれからも仲良くしてやって下さい」とお父さんに頭を下げられたかおりさんは「こっこちらこそよろしくお願いします」と恐縮します。そんなかおりさんに再びお母さんが「なんかあればグーでね!」と笑顔で言うので、かおりさんはまたまた返答に困ってしまいました。

次の話

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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