頼れない子に育ったのは共働きのせいと言う母に働く両親は私の自慢だと感謝を告げる。育児なめすぎ夫[152]|くまおのマンガ堂

前回のお話
かおりさんがこはるちゃんのお世話をお母さんに頼めるよう、お店でアルバイトをお願いしたと聞き、「私が来たから・・」と責任を感じるかおりさんに、「また悪いクセ出てるわよ」と言うお母さん、辛い時は遠慮せずに甘えなさいと言われ「わかってるんだけどなぁ・・頼ったとしても完璧さを求めちゃうの・・だからいちろうさんの事も許せないんだと思う。私ってなんでこうなのかなぁ」と言うと、「それはウチが共働きだからかもしれないわね」とお母さんが言いました。

夫が育児をなめくさってる件[152]


「今でこそ、夫婦共働きの家庭は普通だけど、当時はそれほどでもなかったしね。私もお義父さんもずっと忙しかったから、かおりにあまり構ってあげられなかったわ」小学生の頃のかおりさんを思い浮かべながらお母さんが言いました。

「だから、小さい頃から何でも一人でできるようになってたものね」そう言った後で、「しっかりした子だと思ってたけど、今思えば、ちゃんと甘えさせてあげられなかったんだわ」と言いました。

そして、「それを今さら『甘えなさい』なんて・・バカだねお母さん・・」自分自身の至らなさを振り返りながら話すお母さんに、「そんな事言わないで!私は二人には本当に感謝してるの!!」とかおりさんは言いました。

「一生懸命働いてる二人はとってもカッコよくて、私の自慢だったよ」そう言った後で「二人みたいな大人になりたくて、私は頑張ってたんだよ」かおりさんはお母さんに言いました。
忙しくてかまってあげられなかったと反省するお母さんに、一生懸命働く二人がカッコよくて自慢だったと話すかおりさん、母親として、子どもに認められるのはとてもうれしいですよね。

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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