前回のお話
夫いちろうさんのしたことをどうしても許せず別居を決め、娘のこはるちゃんと実家にお世話になって一週間が経ったかおりさん。お母さんが用意してくれた美味しいご飯をゆっくり食べられる幸せを噛みしめながら、家に居た時は余裕がなくて自分のご飯を後回しにしていたことを反省すると同時に、家に残してきたいちろうさんがちゃんとご飯を食べているかなと気にかけます。家を出てからかおりさんはいちろうさんと連絡を取っていませんでした。
夫が育児をなめくさってる件[149]
お昼ご飯を食べながら「あの人のことだからしれっと連絡してくるかと思ったけど、それも無いのよね。今頃何してるんだろ。仕事はまだ休みのはずだから時間はあると思うけど・・・」といちろうさんのことを考えていたかおりさん。
ふと「まさか後輩女の仕事をやってたりとか・・・」という考えが浮かびましたが、「いやいやいやいや。今はそんなこと考えてる場合じゃないわ」とハッとします。
「いつまでもこのまま両親の世話になるわけにもいかない。別居を選んだのは私なんだ。だから覚悟を決めなきゃいけないわ」
「こはるを一人で育てていく覚悟を!!」とこはるちゃんの寝顔を見つめながら強く思ったかおりさんでした。
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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