前回のお話
夫いちろうさんに家を出ると宣言した妻かおりさんは、娘のこはるちゃんと実家にいました。穏やかな時間の中おっぱいをあげようとするかおりさんの近くで「ほんっと可愛い~っ!!」とこはるちゃんに頬ずりするお母さんに「近すぎ」と言いながらも、オムツや着替えにお昼まで、かおりさんやこはるちゃんのお世話をしつつ、お父さんのお店の手伝いをするお母さんに感謝するかおりさん、実家で過ごすようになってから一週間が経っていました。
夫が育児をなめくさってる件[148]
おっぱいを飲んで満足したのか、すやすやと眠るこはるちゃん。そして、食卓にはお母さんが用意してくれた食事の準備が整っていました。
「んまぁ~い!!」ごはんを頬張って思わずうなるかおりさんは、「あったかいご飯をゆっくり食べられるなんて、ほんっとに幸せ!」と実感していました。
「家にいた時は自分のご飯なんて、二の次、三の次だったな・・」と食事をしながらふと考えるかおりさんは、「余裕なかったとはいえ、よくなかった。ご飯・・栄養、めっちゃ大事」とあらためて感じました。
そしてふと「・・・。いちろうさん、ご飯食べてるかな・・」といちろうさんのことを思い出したかおりさんは、家を出てからというもの、いちろうさんと連絡を取っていませんでした。
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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