前回のお話
後輩女性白石さんから頼まれていたプレゼン資料作成を断ると決めた育休中のいちろうさんは、さっそく白石さんにメッセージを送り、渡されていたUSBを返却するため会社へ向かいます。いちろうさんからのメッセージを見た白石さんは「何言ってんのコイツ!?ふざけんな!てか会社に来る!?」と大慌て。そうこうしているうちに「着きました!」といちろうさんからメッセージが届きます。
夫が育児をなめくさってる件[124]
「バカだとは思ってたけど、ここまで訳わからんバカだとは・・・。こんな所でべらべら余計なこと喋られたら面倒なことになりかねないわ」白石さんは、同僚や上司もいる場にいちろうさんに来られては困ると考えました。
「今そっちに行くので下で待っててください!」白石さんはいちろうさんが上がって来ないように慌ててメッセージを送り、「あぁもう面倒くさい!!」と腹立たしく思いながら急いでいちろうさんのいる下へ向かいました。
「あのバカどこにいやがる!?」あたりを見回した白石さんは、緊張の面持ちで立っているいちろうさんを見つけました。
「私のお願いを断るですって!?そんな舐めた真似させっかよ!!」いちろうさんの方に向かう白石さんは今にも怒りが爆発しそうです。
裏ではいちろうさんのことを便利君6号と呼んで自分の仕事を代わりにやってもらっていた白石さん。これまでは都合よく動いてくれていたいちろうさんが突然自分のお願いを断ってきてプライドが傷ついたのでしょうね。
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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